人気のビッグスクーターカスタムの第一歩は外装
ここ数年、街の中でいちばん見かけることが多いバイクといえば、ご存知ビッグスクーターだ。
「一過性のブームか?」とも言われていたものの、乗り心地や荷物がたくさん積める、タンデムしやすいなどの利便性のよさもあって、バイク選びの選択肢のひとつとして、いまなおガッチリとユーザーの心を掴んでいる。
他のジャンルのバイクと比べていちばんの特徴となるのは、フロントマスクやサイドカウル、リヤスポイラーまでを含めた外装部分の面積の広さだ。
そう、この部分をカスタムしてやるだけでイメージを大きく変えることが可能となる。カラフルな外装に身を包んだビッグスクーターで、街をさっそうと走り抜けるのは、もはや若者のステータスといっても過言ではない。
さて、ここで紹介するマシンは、ホンダのフォルツァをベースにカスタムを施した1台だ。外装部分のカスタムに加えて、クルマのカスタムに端を発するスピナーホイールを装着することで、ゴージャス感を格段にアップさせている。他にも前後のサスペンションをエアタイプに変更、ハンドルに取り付けられたスイッチで車高調整も思いのままだ。
このマシンには搭載されていないものの、オーディオやウーハーなどのサウンドシステム、DVDナビ、LEDなどクルマ顔負けのオーディオ装備が可能な点もスクーターの大きな特徴と言える。利便性に加えて街でいかに目立つか。カスタムのキモは、まさにそんなところにあるのだ。 |