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お宝パーツを上手に流用自分だけの1台にする
78年に産声を上げたヤマハのSR400。軽量、スリム、コンパクトをコンセプトに開発された空冷単気筒エンジンが生み出すフィーリングやマフラーから繰り出されるサウンド、今も変わらないキック始動などは、多くのライダーを魅了し続けている1台だ。
先に紹介したカフェレーサ調とは打って変わって、チョッパーを組み合わせたフリスコスタイルの1台。カクカクとしたデザインのロボットハンドル(別名Zバーハンドルとも呼ぶ)やガンファイターシートを装着して、チョッパースタイルムード満点に仕上げている。
カラーリングは紫ベースに白ラインで、ストリートでの注目度は抜群。このようなスタイルには、欠かせない配色である。チョッパースタイルは、見た目勝負、ルックス中心に思われがちだが、このSRは違う。
KEIHINのキャブレターにブレンボのキャリパーを装着し、走りも楽しめる、充実した装備になっている。ベーツタイプのヘッドライトやルーカスのテールランプなど、細かなカスタムも施されていて、見た目プラス、性能も兼ね備えた1台なのだ。
リヤのサスペンションは、ノーマルながら、赤のペイントを施し、それっぽく見せたり、電装ボックスのピンストライプやステッカーチューンをドロップするところなど、お手本にしたいところ。このマシンの注目としては、当時のオリジナルキャストホイールを装着。こういったお宝パーツを散りばめることでマニア心くすぐる、マシンに仕上げられるのだ。 |
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ヘッドライト |
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チョッパーに関わらず、シンプルなデザインでどんなスタイルにもマッチするベーツライト。場合によっては加工が必要でステーなどを作らなくてはならない。そのときはショップの方に聞いてみるなどしよう。配線処理も慣れてしまえば、なんなくできてしまうので、チャレンジしてみることをオススメする。もちろん、カスタム終了後、必ず作動するか確認も怠らずにしてもらいたい。 |
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ハンドル |
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最近のチョッパースタイルに流行のハンドルがこのSR400に装着されているロボットハンドル(別名:Zバー)。カクカクとしたデザインで、比較的幅の狭いハンドルだ。そのため、細裏路地や渋滞のすり抜けなんかもなんの問題もなく行けてしまう。取り付けも他のハンドルと同じ要領でできてしまうので簡単なカスタムである。また、このハンドルを交換する際、ホースを交換しなくてはならない場合があるので、注意しよう。 |
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ブレーキ |
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レースシーンでも実績があるブレンボキャリパーを装備。格好よさが優先されるチョッパースタイルとはいえど、走りを重視した、豪華な足まわり。また、キャリパーの交換はかなりレベルの高い作業が多くなるので、ショップにまかせた方がいい。エア抜きや配線処理、パット交換などあらかじめ勉強していないと難しい作業が続く。キャリパーを変えることにより、制動力が向上し、走りが今まで以上に楽しくなるので、オススメである。 |
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電装ボックス |
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スカチューンされたシート下に納められた電装ボックスはワンオフで製作された。チョッパースタイルの雰囲気を醸し出すデザインはお手本にしたいところ。この取り付けは難しい作業が予想されるため、ショップにまかせた方がいいだろう。ノーマルのままだと、ちょっと物足りない気がするというアナタ。このSR400のようにステッカーチューンやピンストライプを施してドレスアップするのも手。これも立派なカスタム術なのだ。 |
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メーター |
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メーターはウインカやヘッドライト同様、お手軽にカスタムすることができるのだ。様々なメーカーから多くの種類が用意され、スタイルや機能性を考慮して装着したいところ。また、チョッパースタイルでよく見受けれる横付けメーターなどにもチャレンジしてみるのもいいかも。正確な速度を測るためには必需品なので、配線関係はしっかりしよう。最近ではLED内蔵のメーターなんかもリリースされているので要注目。 |
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テールランプ |
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ヘットライト同様、様々な形や種類があるテールランプは、自分の目指しているカスタムスタイルに合わせてチョイスして欲しいもの。注意するべきポイントはヘッドライトやウインカ同様、配線処理だ。電装関係のポイントは配線をしっかり繋ぐことである。サイズにもよるが、加工が必要な場合があるので、購入する前に確認をしておこう。パーツ単体のデザインを見て、好みのものを選びがちだが、愛車にあったサイズを選ぶこと。 |
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