本当に事故ったらどうする? |
自分にふりかかるなんてだれも考えていない事故ですが「万が一」のときのために事故対応の流れをシミュレーションしてみましょう。また、自分の立場がどうであれ、感情的な対応は禁物。その後の示談交渉にも影響をおよぼしかねません。 |
事故受付は保険会社の 信頼のバロメーター |
気が動転しているだけでなく、自分や相手がケガをしていた りすれば落ち着いた対応は難しいものです。最優先したいのはけが人の救護ですが、本当に何をしたらよいかわからないとき には、保険会社の事故受付係に連絡をしてみましょう。最近は 24時間・365日、専門スタッフが対応してくれる保険会社もありますが、肝心なときに指示をあおげないような保険会社では 頼りになりません。事故の際の対応についても、比較見積りの 際に質問しておくことをオススメします。 |
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1 事故発生! ケガ人の救護と状況確認をする 自分が加害者・被害者にかかわらず最優先したいのはケガ人の救護。救急車の手配や、安全確認をしながら巻き込み事故防止のため事故車両を移動させたり、道路上の損壊物などをかたづけること。そのうえで事故状況を確認しよう。 |
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2 警察に連絡 交通事故証明書は必要です 人身事故の場合はもちろんですが、クルマにぶつけたとか家屋を壊したなどという物損事故の場合でもかならず警察に連絡すること。事故現場の記録になる交通事故証明書がないと、保険が支払われないこともあります。 |
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3 状況再確認 相手と現場の状況を確認する 当事者同士でお互いの氏名・住所・勤務先などを、名刺の交換や免許証などで確認する。そのうえで、事故の様子(事故時の信号や事故現場の道路状況など)やケガの具合を記録しておくこと。さらにいえば、写真を撮っておけるならなおいい。 |
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4 保険会社に連絡 発生から60日以内の連絡が義務 事故処理が一段落したら、保険会社に連絡。事故発生の日時・場所・事故の概要などを伝えて、保険会社から届く書式に記入して報告する。60日以内に届けないと、原則として保険金は支払われないので、こちらも忘れずに連絡しましょう。 |
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