バイク保険 万一の事故に備えるバイク保険
TOP > バイク保険見積もり
バイク保険Q&A:項目一覧
事故時の保険金請求
万が一に備えて十分な補償ができるように加入しておくのが任意保険。しかし、いまだに任意保険に未加入、もしくは十分な補償がない保険にしか入っていない人も多い! 実際に事故ったときに困るのは自分自身なのに「自分は絶対に事故らない !」なんて思っているらしい。事故を起こさないように心がけるのは当然としても、もらってしまう事故もあるのにねぇ。車検を通している以上、自賠責保険には加入しているわけだけど、自賠責は補償内容はもちろん、その請求方法もたいへんなのだ。
Q1 自賠責保険と任意保険では事故を起こしたときの保険金請求方法は違うの?
A1 自賠責保険のみの加入では加害者側が保険金請求を自分で行わなければなりません
   事故を起こしたとき (とくに人身事故)に、示談交渉を保険会社が代行してくれる保険に加害者が加入していれば、その任意保険会社が示談を進めてくれる。このとき、加害者側の保険会社が一括して自賠責保険の保険金請求や支払いもしてくれる。自賠責と任意保険の加入会社が異なる場合でも、任意保険側の会社が補償金相当額を立て替えてくれる。 しかし、自賠責しか加入していないと下の表にあるような手順、とくに保険金請求手続きのような煩雑な書類作成から、被害者との示談交渉に至るまで、すべて自分ひとりでこなさなければならないのだ!
Q1 示談を保険会社に相談しないで進めるとどうなる?
A1 素人判断の示談は禁物!結果的にアナタが損することになる!!
   事故の当事者同士で示談を進めて、その金額を保険会社に負担してもらおう、というのは絶対にダメ。出会い頭の事故などでは「過失割合(事故時の双方の責任比率)」があって、それぞれの過失に応じた補償がされる。つまり、保険会社は「相手の損害×過失割合」を判断して、その分しか補償しない。そのため、自分たちで勝手に「どちらが悪い」と決めつけて損害を補償すると約束しても、保険会社の見解と違いがあればその差額は当事者自身が負担しなければならない!!事故時の舞い上がった心理状態での素人判断や口約束は損のもと。プロ( 保険会社)の判断に任せよう。
自賠責のみと任意保険加入でこんなに違う -事故発生から保険金支払いまでの流れ-
1 事故発生!
   
2 被害者へのお見舞い
   
3 示談交渉
被害者と自分自身で交渉 任意保険会社が代行。
4 保険金の請求手続き
書類集め・示談書の作成を 自分で行う。 保険会社が自賠責保険も含めて一括請求。
5 保険金の支払い
被害者に自分で支払う。   保険会社が代行して支払う。
自賠責保険のみ   自賠責+任意保険加入
●自賠責保険の請求は加害者でも被害者でもできる。しかし、加害者側の請求はまず加害者が被害者に損害賠償金を支払ったうえで、その領収書やその他必要書類を添えて保険会社に保険金の請求をする。 つまり「まず損害賠償ありき」なのだ。被害者救済が主目的の保険なのだから当然といえばそれまでだが、未払い金については保険金の請求もできない。しかも、自分の損害については1円も補償されない。 自賠責保険のみの補償では、金銭的なことも含めて想像する以上に厳しいことになるゾ。
100%相手の過失で、自分の保険も使える?
ここでの話は、事故時の過失割合 ( 事故時の双方の責任比率)で相手のほうに100%責任があるとされる場合こと。信号待ちなどでこちらが完全停車していて後方から追突されたなんてときは、相手に100%過失割合り、と判断されることが多い。 こんなときは、相手の保険で修理代と治療費などの補償金が支払われるが、自分の保険も使える。搭乗者傷害保険に入っていると、通院1日あたりのお見舞い金(契約金額による)が支払われる。事故に遭ったら自分が悪くなくても保険会社に連絡しておこう。