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リスク細分と外資系自動車保険 |
今ではおなじみになった外資系損保会社の自動車保険も、登場当時は目新しい名前と新しい保険料割引システムにとまどったものでした。もっとも一般的に知られるようになったのはここ1・ 2年のことで、まず保険料の安さが受け入れられるようになりました。しかし、「リスク細分型自動車保険」の内容については、まだまだ深く認知されていないといえるでしょう。今回は国内の自動車保険業界に対して、とくに保険料の値下げに大きなインパクトを与えた「リスク細分型自動車保険」について特集します。 |
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外資系自動車保険が安いっていうけどそのわけは? |
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事故を起こしにくい人は保険料が安くなるようなリスク細分型保険のためです |
クルマのユーザーは、多くの人が重大な事故を起こさずに乗り続けています。つまり自動車保険は、お守りがわり。まさに安心感のための保険です。こうした統計的に事故を起こしにくい人だけを選んで保険に加入してもらえば、損害補償金の支払いが少なくて済みます。損保会社にとって事故を起こしにくい人は、保険料を安くしてもメリットのある契約ができるのです。平成9年9月の保険自由化以降に参入した多くの外資系損保会社は、こうしたリスク細分型保険を扱っているため保険料が安いといわれているのです。リスク細分型自動車保険は国内損保会社でも数多く登場しています。 |
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補償内容は国内損保会社と違いがあるの?サービス体制は? |
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契約条件によって補償内容は各社で異なるが基本的に同様の補償です |
自動車保険市場に参入してきた有名外資系損保会社は、世界的に見ても大手の保険会社で、信用度の格付けでは高位置にランクされています。同様に補償内容についても、ネームバリューにかけて高い信頼性を目指しています。たしかに、事故対応ネットワークづくりなどでは国内勢に一日の長があります。しかし、契約者数が少ない現時点では、かえって充実したサービスが受けられるともいえます。自由化以降、保険会社は国内各社も外資系も他社との差別化を図り、独自性を打ち出しています。その独自性と自分の条件がマッチする保険こそが、お得な保険選びなのです。 |
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