2024/08/03 17:26:13 更新【トップケース装着】カワサキ Ninja400 トップケース（リアボックス）＆リアキャリア装着カワサキ Ｎｉｎｊａ ４００
トップケース（リアボックス）装着のご依頼で、カワサキNinja400にご入庫いただきました。
スクーターならともかく、オートバイ…しかもオンロードスポーツモデルにトップケースを装着するのはスタイル的にも、操安性的にも賛否両論ありますが、便利さと言う点においては間違いなく評価されるアイテムの装着です。
トップケースを装着するためにはリアキャリアを装着する必要があります。 トップケースのトップブランドであるGIVIだと車種別の専用フィッティング（キャリアステー）が販売されていますが、GIVIのケースしか装着できません。 他メーカーのケースを装着する場合はキャリアを装着し、そこにケースのベースを装着します。
リアのタンデムバー（アシストバー）を取外し、キャリアのステーを装着します。
ちゃんとタンデム（アシスト）バーとしての機能も備えています。
仮止め状態でアルミのトッププレートを装着。 位置を微調整しつつ本締めをします。
ご用意したのはデイトナのマルチウイングリアキャリア！ 車種別フィッティング（ステー）に、デザインされたアルミトッププレートを組み合わせたアイテムです。 これを装着しておけば荷物を積むことも可能ですし、このトッププレートにトップケースを装着することができます。
今回はトップケースを装着するためのベースキャリアにしあすが、仮にトップケースを装着しなくてもツーリング時にはベンリそうなアイテムです。 リアシートと比較的フラットになるデザインですので、リアシート部と連なってたくさんの荷物を積めそうです。
アシストバーになる部分にはサドル（サイド）バッグを装着することもできそうです。 キャンプツーリング時などにや役立ちそうですね。
今回はトップケースの装着です。 ご用意したのはSHAD スペインのケースプランドでトップケースやパニアケースをつくっています。 最近ではホンダなどのメーカー純正オプションにも採用される信頼あるメーカーです。 GIVIと違い、鍵を解錠したまま開け閉めができます。 そのSHADのトップケースベースをこのキャリアに装着します。 直接トップケースを装着せずに、トップケースベースを使えばワンタッチで（工具不要で）トップケースを脱着できます。 トップケースは防水ですから雨の時などは荷物を入れたまま車体から取り外し室内に持ち込むことも可能です。
どうでしょう？ 違和感なく装着できましたよね？
注意しなくてはいけないのは走行中に重い荷物を積むとハンドリングに影響が出るということ。 写真で分かるようにトップケースは本来は何も荷重のかからない後輪車軸の更に後ろです。 これは著しくハンドリングに影響を与えます。 よくリアに大きなトップケースをつけているお客様が「フレームか、またはフロントのサスペンションの異常のようだ」と点検をご依頼されます。 どうもハンドルがブレるようです。 そういうお客様にはひとこと「トップケースを外して走ってみてください」 これで問題解消です。 それくらいバランスが崩れるのです。 リアのタンデムシートには人が乗ることを想定していますから、ここに重い荷物を積むのは問題ありません。 ただ車軸の後ろに重いものを乗せるのはやめた方がいいいでしょう。 リアのトップケースはあくまでも軽くてかさばるウェアを入れるか、停車中にヘルメットを入れる程度にしましょう。 ツーリング等でたくさんの荷物を載せたいときはシートバッグやサドルバッグを使い、リアシートに積載するようにしましょう。
アドベンチャーモデルやオフロード車の場合、リアキャリアの位置が車軸上になることがほとんどです。 その場合は重いものを積めます。 しかしオンロードスポーツモデルやスクーターは車軸の後ろにケースを装着することになります。 その為あくまでも停車中にヘルメットを収納したり、走行中は軽量なものを入れるだけにしましょう。
今やトップケースと言えばGIVIがトップブランドになっていますが、海外では他にもメジャーなブランドが様々あります。 今回のSHAD（スペイン）の他に、KAPPA（イタリア）、COOCASE（中国）等も良い製品を作っています。 COOCASEは製造こそ中国ですが欧米で大ヒットしたブランドで自信をもっておすすめできるメーカーです。 GIVIを含めた様々なメーカーのケースや、今回使用したリアキャリアなどのデイトナ製品は当店も取扱店になっています。 ご予算やお客様の使い方、ニーズをお伺いしたうえで最適な商品をご提案しますので、どうぞお気軽にご相談ください！
