2024/01/11 10:10:20 更新トゥデイFのカーボン噛み(圧縮漏れ)の修理ホンダ トゥデイ・F
トゥデイのFI車のエンジン修理を実施しました。 カーボン噛み、といって圧縮が抜けてエンジンがかからなくなる現象です。 トゥデイFI車やディオFI車の前期型に頻発した故障です。 エンジンがかからず、キックして抵抗を感じなかったり、セルの回転が速かったりするとこの症状の可能性高いです。始動性が悪くなるという症状から出始めます。 距離を乗ればメーカー問わず発生するのですが、このモデルはそんなに距離が伸びていないのに発生するのがやっかいな所です。
バイク屋に廃車や買い替えを勧められることも多い修理です。 まずは修理できるということを知ってもらいたいです。 この修理はエンジンを下す必要があります。
画像はエンジン内部の燃焼室という故障部分の画像です。 圧縮が出ていないことは確認していたので、ヘッドを取り外してバルブの擦り合わせという作業をして、噛んでいたカーボンを除去します。
おおまかな除去が済んだ状態です。 あとはバルブを組んで合わせ面をきれいにして組んでいきます。 その後、問題なくエンジンがかかって始動できるようになりました。 キャブレター車のトゥデイもよくこの症状が出ていましたが、原付では高額な修理となることもあってその時代は買い替えになることも多かったのですが、近年は排ガス規制などの影響で新車や中古車の価格が上がってきたので、修理も十分選択肢に入ります。突然の出費になることも多いですしね。 ケミカル剤で溶かすという方法もありますが、充分落ちずに故障が再発することもよくあり、安心して乗るなら物理的な分解洗浄が確実です。 当店代車もありますので、気軽にご相談ください。 当店はちょくちょくある修理でやり慣れております。 気軽にご相談ください。 092-410-9758 スクラムハーフ
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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カーボン除去に伴う部品代金+工賃 | 1 | 33,000 | 33,000 | 税込み |
課税-小計(①) | 0円 |
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消費税(②) | 0円 |
税込み-小計(③) | 33,000円 |
消費税 | 3,000円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 33,000円 |
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対象車両情報
作業時間目安
4時間