2022/06/25 21:14:02 更新リトルカブ 中古車整備ホンダ リトルカブ

作業実施日 2022/06/24
中古車予定のリトルカブを点検中です。34000kmほど走っております。エンジンに異音・異常はありませんが、腰上をばらして点検します!

CT125が発売されてからというもの、スーパーカブシリーズは新旧問わず需要があります。 今回は中古車販売予定のリトルカブ PGM-FI セル付き4速モデルをばらしていきます。 エンジンの異音や異常はなかったのですが、34000kmを超えていたので点検と、分解 ついででピストンリング等を交換していきます。 写真はスロットルボディー一式とマフラーを取り外したのち、シリンダーヘッドカバー (いわゆるタペットカバー)を外して、カムチューンまで取り外したところです。

シリンダーヘッドを取り外した図取り外したシリンダーヘッドの燃焼室側の図

シリンダーヘッドを取り外したところです。 ピストントップ部にカーボンの堆積はあまりありませんでした。 シリンダーヘッドの燃焼室側もとてもきれいで、カーボンの堆積も50ccにしては 全然ないといえるくらいにキレイでした。 前のオーナー様はとても丁寧に乗られており、オイル交換も3ヶ月3000km毎に当店にて行って おりましたので、とてもきれいでした(*'▽')

シリンダーを取り外したところ

シリンダーも取り外したところです。コンロッドの縦ガタつきもなく良好 うれしいことにガスケットもクランクケース側にほとんど残ってなかったので ガスケット剥ぎが楽でした(;'∀')

ピストンを洗浄したあとの図

ピストンを洗浄した後に寸法を計測しましたが、まだまだ今日範囲内でしたので再利用です。 ピストンリングは再利用OKでしたが注文していたので、せっかくですから交換しました。

腰上をすべて組付後の図

清掃したピストン、シリンダーヘッドなどを組付け、バルブクリアランスを調整後に エンジンを始動して異常が無いかを確認。何度も同じ作業をしていますが やはり最初の始動の瞬間は緊張します(;'∀') このように当店では50ccの原付でも手を抜かずに整備しておりますので 安心してお買い求め下さいね(*'▽') もちろん修理も対応しておりますので、お困りごとはご相談下さいませ!! [違法改造車(不正改造車)・保安基準に適合しない状態での出庫はお断りしております。]

おまけ 結構こういうところのクリップだったりホースをつなぎ忘れたりすることがありますので 作業の前には写真を撮っておくと良いですね(^^)

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
リトルカブ
作業実績タグ

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