2021/02/08 19:24:23 更新ヤマハドラッグスター400クラシック 燃料排出&廃棄ヤマハ ドラッグスター400クラシック

修理と車検見積もり依頼で入庫しました。ヤマハドラッグスター400クラシックです。 新車でお買い上げいただいた車両ですがお仕事で忙しくされたご様子でした、長期保管車両の修理と車検のご依頼となりました。しかし、キャブレター車の保管は難しく気象条件や保管場所の通気や環境等で燃料の状態とキャブレター内部残留ガソリンの揮発等々が関係してエンジン「再始動」が出来るか否か、、、。この場合バッテリー電源はもちろん再使用不可、燃料タンク内部も近年稀にみる状態となっています。


タンクキャップが開きません!!仕方ないので燃料コックを取り外すもご覧の状態。

ガソリンは変色と異臭。店外でなければ作業できない状態です。

燃料は廃油ドラムへ、残留物がこの状態です。

燃料タンクのコック部は錆もあります。

燃料キャップは2人かかりで押さえてキャップを「開く」方向へ押し回しながらプラスチックハンマーで「コンコン」と小さく衝撃を与えていきます。無理に「開く」方向へKEYを回すと折れたり曲がったりしますので恐る恐る作業を進めます。 格闘すること数分、少し錆が落ちたのか若干「ゆるみ」始めます。 ここで一気に行くのはよくありません。落ち着いて「徐々に」進めると、、、。KEYが完全に開く方向へ回りました。おそらく開ける状態になったと推測。 こびりついた感じのタンクキャップを上方向へ捻り上げると「開いた!!!!」 あたり一面「異臭」とものすごい錆のタンク内部とご対面となりました。 早速部品確認したら残念な結果となりました。 ここは錆びた燃料タンクの宿命作業「錆取り」「内部コーティング」になります。
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ヤマハ
作業時間目安
1時間