こちらは修理でお預かりしたスズキ　アドレスＶ100です。 自家塗装ですがキレイに仕上がってますね。 愛着を感じます。

先日オーナーさんがご自分でエアクリーナエレメントを交換していたところ、エアクリーナーとキャブレターのジョイントチューブが破損している事に気付かれたそうです。 その部品を交換します。 まずはエアクリーナーボックスの取外しからです。 アドレスＶ100はキャブレター周辺の整備性が悪いので、サイドモールを外してこのように狭い隙間に手を突っ込んで作業します。

普通のドライバーや電動工具は入らないので、このように柄の短いドライバーを使います。

エアクリーナーが外れました。 ゴム製のパーツですが、劣化してこんな大穴が開いていました。 いくらエアクリーナーエレメントを交換してもこんんだ具合だとゴミも水も入り放題です。

新しいジョイントを組み込んでいる最中ですが、これがなかなか固くて入りにくいんです。 柔らかくするなどコツを駆使して何とか組み込みました。

あとはキャブレターに接続するだけですがこれもまたやりにくく、ちゃんと組めていないものもよく見かけます。 ちゃんと接続出来ているか、エアクリーナーエレメントを外して内側から確認します。

最後に始動テストをして作業完了です。

作業時間及び修理費用は、機種・車両の状態により変動します。 また、作業の混雑状況や部品在庫の有無によっては数日お預かりとなる場合がございます。 あくまで目安としてご参照ください。