CB750 RC42 スターターワンウェイクラッチ交換 西脇市(はぎはらモーターの作業実績 2019/09/24)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2019/09/30 19:14:54 更新CB750 RC42 スターターワンウェイクラッチ交換 西脇市ホンダ CB750

作業実施日 2019/02/09

今回は、冬の大掛かりな作業にて、CB750(RC42)のスターターワンウェイクラッチの交換作業です。 エンジン始動時に、セルが滑る・噛まないなどの不具合が発生した場合は、疑わしい部品です。 空冷多気筒エンジンは、エンジンをコンパクトにする為、エンジン内部に当部品は御座います。 早速、エンジンを外します。 マニュアルでは、エンジンをフルオーバーホールするのが手順ですが、当、ワンウェイクラッチのみ交換するので、クランクケース下部のみ外せば作業できるか試します。

オイルパンを外し、オイル通路パイプを外します。

クランクケースカバーを外せば、ミッションが外せました。

5速ミッションのメイン・カウンターシャフトを外します。

そして、スターターワンウェイクラッチ取付部の、AGCシャフトを抜き、外せました。

この円形のパーツがスターターワンウェイクラッチです。 手にて点検しますが、全く不具合が解らず。手の力が、スターターモーターや、エンジンの圧縮圧力より、勝ることは無いので、確固とした原因は目視点検のみです。

左→新品、右→装着品。見た目でも不具合は確認出来ませんでした。

新品部品を装着し、焼けて剥がれにくい紙ガスケッを根気良く剥がし、清掃と調整を施し、エンジンを組み立てます。

外した際の教訓にて、重いパーツを取付ずに、エンジンをシャシに搭載します。・・・なかなかの重労働と気遣いでした。

搭載した状態から、ギヤリンク・ACG・など取付。ココまで作業が進めはもう安心です。

今回、クラッチディスク・フリクションプレートは交換しました。長く乗れます。 規定トルクで、22ミリのセンターロックナットを締め付けます。

ヘッドカバー・マフラーを取付け。(マフラー取付けはかなり重いので、エンジンに次き苦戦しました)

キャブレーターを装着し、緊張のエンジン始動です。 気持ち良くセルモーターの回転と共に一発始動します。また、5速ミッションが綺麗に入るか、クラッチが正常に作動するか確認をし、良好な状態を確認。

完成です。 しかし、かなり暖気を行った状態で、再始動を行うと、いわゆるエンジンステック現象が起こります。 スターターワンウェイクラッチにての、滑りは解消しましたが、また別の不具合が発見されました。 おそらく、ピストンリングが固着又は、バルブ周りがカーボンにより、結果エンジンステックを起している状態と推測されます。 しかし、走行によりリング・バルブ両カーボンが、不具合が発生しない程度に取れる可能性もあり、今後の課題とのユーザー様との答えが一致、致しました。 中々、手ごわい修理でしたが、完全に不具合解消とはならず・・・再チャレンジです。 しかし、1番大掛かりな箇所は改良し改善しましたので、それはそれで納得ですとユーザー様に労われ、少しホッとしました。 ありがとうございます。 また、再チャレンジです。次回はエンジン上部の点検修理です。末永く乗れるCB750となるように。

※当店は二輪車の近畿運輸局認証工場です。ブレーキ・エンジン等の脱着オーバーホール(分解・清掃点検・交換)作業を施すには、運輸局による認証が必要です。測定機器・経験など認定される場合は国の厳しい基準にて工場が審査されます。分解整備点検は、国の法律(道路運送車両法第80条)にて、認証工場・指定工場にての車両を点検整備することが基本となっております。 はぎはらモーターは、一台一台、中古車もですが、心を込めて点検整備しています。お客様が気持ち良くオートバイライフを送って頂ける様アドバイス等、真摯にお答えしたいと思っております。是非ご用命をお持ちしております。

対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
CB750
作業時間目安

8時間

作業実績タグ

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