最終工程です。 エンジン始動前にプラグをチェックしておきます。

外す時に手ごたえがなく、ガスケット見るとほとんど潰れてない。 ヘッド側のねじ山が不安になりましたが、問題なしで一安心☆ 「ねじ回し」って、使用工具や締付具合など本当に難しいものなんですよ。

念のために交換しておきます。

エンジンを掛けたいのですが、タンクやらが外れているうちに ＥＴＣ を移設します。 本体側の配線加工はなるべくやりたくないので、ボルトオンで装着できるように 配線を作ります。

そしたらステーの採寸をして

アルミ板で造ります。 バーリングで軽量化＆補強を。

カウルなどに穴開けをしたくなかったので、こちらに取り付けさせて頂きました。

そしたら各種測定計器を取り付けて、エンジン始動☆

バラバラ…。 ここまでズレていると、調整後の変化を流石に体感できると思います。 これをきっちり合わせてあげます。 調整後の画像、撮り忘れた…(=_=;)。

同調調整が終わったら、排気ガス濃度調整を。 排気ガステスターを、排気出口に突っ込みます。 車検場にあるあれです。 認証工場には絶対設置工具となっております。

この装置で排ガス濃度を調整します。 この数値が絶対ではないのですが、目安になりますし、作業時間の短縮にも繋がります。 大まかな数値を合わせてから、実際に試乗を繰り返し、微調整を行います。

同調調整、燃焼濃度調整の出来たビッグ空冷４気筒の乾いたサウンドが最高に気持ちいいです。 調子よく仕上がりました☆ プラグが新品なので、焼けは参考程度に。

で、アンコ抜きされたシートはノーマルに変更をご希望。 でもメーカー廃盤品。 昔、自分のＸＪＲ１２００をレーサーにしようと企んだ時に購入したモノ。 実家の物置にありました☆ 差し上げますね。

綺麗に洗って装着☆ レア？な初期型タンデムベルト仕様です☆

そんなこんなで完成です☆ 楽しんで頂ければ嬉しいです☆ 以上のような作業が当店の納車整備です。 当店でご契約頂いた中古販売車両は、ご希望であればこのような納車整備を実施して納車させて頂きます。 納車整備料は、￥８６，４００-（税込）です（車種により価格差有り）。交換部品代金もすべて含まれています。 またご紹介した様な整備過程において撮影した画像は、納車時にオーナー様にお渡ししております。 実際にどのような整備が行われたのかを確認出来ますし、車両購入時の記念にもなるかな？などと考えております。 更に、納車整備などの内容は、当店のブログにて随時アップさせて頂いております。 納車整備の過程を楽しみながら？納車までの日々をも楽しんで頂ければと思います。 どうぞ、参考にしてください。 ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください☆