レッドバロンだからできる再生・修理技術を見よ!!

シート 表皮張替えからカスタムまで!!

直営店からの依頼により、タックロールや表皮素材の変更など、カスタムシートの制作も行う。

シート表皮は高精度で作られており、純正のような美しい仕上がりだ。

下取り・買取車両のシートに破れがある場合は即座に交換、張り替えを行う。人気の120機種についてはあらかじめ表皮を作成し、在庫している。それ以外のモデルも合わせると、型数は700機種にも及ぶという。

キャブレター 摩耗したパーツを再現!!

フロートピンの支柱など、可能なものは極力再生し、リサイクルパーツとしてストックする。

写真左のバタフライバルブには隙間があり、光が漏れている。右側は修理済みで、光は漏れていない。

キャブレターは定期的なオーバーホールが必要なパーツだが、レッドバロンでは摩耗したパーツの修復や再現も可能。例えばバタフライバルブは、協力工場で作成した“元”を使った再生も行っている。

サスペンション OHで乗り味復活!!

各機種の減衰力データを蓄積しているため、テスターで本来の性能を発揮できるかが確認可能。

一般的な販売店では難しいリアサスのオーバーホールも、レッドバロンでは問題ナシ!

専用工具や設備を整えているため、非分解式サスペンションのオーバーホールも可能。アフターパーツがない希少車でも、安心して乗り続けることができる。

塗装 職人技で純正色を甦らせる!!

AI調色機も導入しているが、パールやキャンディなどはまだまだ再現が難しいとのこと。

スタッフによる調色とAI調色機を比べると、その差は歴然。同社の高い技術がよく分かる。

純正色の再現には職人技が必要。レッドバロンでは熟練の専属スタッフによって、高いレベルでの調色を可能としている。もちろん、一度再現した調色データは同社で保管し、どんどん蓄積されているのだ。

リアサスペンション

オイルが抜けて減衰力はほぼゼロ……。段差などでは車体が跳ね上がって危険な状態だ。

キャブレター

バタフライバルブに隙間があるなど、絶不調! これではエンジンはまともに吹け上がらない。

見た目は同じ……しかし、だからこそ怖い!!

ここに並ぶのは、年式もカラーも同じ2台のホーネットだ。間近で見ても、その違いは全く分からない。もしもこれがインターネット上の写真だったら、余計に分からないはず。しかし、これってココ最近の中古車選びそのもの。見た目は綺麗だが、納車されたら絶不調。しかも、今回の不調車はすでにパーツが廃盤になっている箇所が不調の原因になっていて、購入後に修理不可なんてことになりかねないのだ。中古車の購入は販売店選びが重要……あらためて、そう思わせる事案といえよう。

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