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サクラもすっかり風に散り、ますます遠くへと誘うバイクの風が吹き始めた同時に、厳しい冬の間、メーカーの技術者たちが磨いてきた
二ユーモデルが出そろった。人気モデルと含めて
春のバイヤーズガイド・最新版をここにお届けしたいと思う |
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文=松井 勉 写真=松川 忍 |
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大豊作の06シーズン・春を、ジャンル別に大検索! |
この春、例年にも増してホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4メーカーからのニューモデルラッシュが続いている。大検索!とぶちあげておきながら、まだ締め切りの関係で紹介しきれないモデルがあるほどだ。しかし、今年からバイクの免許をとって乗り始めたい、というフレッシャーズや、ひさびさにバイクの世界に戻ろうというリターン組、そして乗り替えを考えている代替え組にとっても、選びごたえのあるバイクたちが目白押し。
傾向をまとめておくと、定番にしてトラッドなルックスが持ち味のクルーザーやネイキッド系には、今年カラーとしてリリースされる新色をまとったモデルが多く、メカニズム的な変更は熟成レベルにとどまっている。そんななか、限定発売されるCB1300スーパーボルドールスペシャルは5月末まで受注という、期間限定という新たな販売計画をトライしている。また、都市部で大人気のスクーターは、一番人気のフォルツァZに7速自動変速の「オートシフトモード」を新たに装備し、ライトまわりのデザインを一新した。この本が店頭に並ぶころには、新しいスカイウェイブ250もショップの店頭を飾っているはず。
またモタード系ではセローベース・XT250Xの登場が、硬派一辺倒だったモタードラインに一石を投じてくれるはずだ。スーパースポーツは正常進化したモデルが多い。ではインプレッションとモデル紹介に入ろう。 |
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