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大人が本気で遊べる! MINI BIKE WORLD
4ストミニ界の主役たち その3 スーパーモタードルーツの実力者 HONDA XR100Motard
持って生まれたポテンシャルの高さによってさまざまなステージを走破するモタード
決められた枠にとらわれない走りを披露するスポーティモデルだ
ライバルに差をつけるブレーキという武器
 オフロードバイクに小径ホイール&オンロードタイヤを履き、舗装路やダートで最速を競い合うスーパーモタードは、ヨーロッパを中心に人気を集めている新しいカテゴリーのモータースポーツだ。
 このXR100モタードはXRモタードシリーズ四兄弟の三男坊で、DE耐などのロードレースという舞台ではエイプ100のライバルとしてしのぎをけずりあっている。
 搭載するエンジンはエイプ100と同じ空冷4スト単気筒。だが、吸排気系のセッティングは異なっていて、XR100モタードのほうが最高出力で劣勢なぶん、低中速域で扱いやすい仕様だ。全開走行での乗り比べではそうした味付けの違いはあまり感じられなかったが、素性のいいエンジンはスロットルを大胆に開けても尖った印象はなく、どんなシチュエーションでもスムーズに走る印象を受けた。
 また、エイプ100と大きく異なるのは前後のブレーキがディスクであること。レースにおいてブレーキングで優位に立てることは、順位を左右する勝負所で大きなアドバンテージとなる。今回の走行でオーバースピード気味にコーナーへ飛び込んでいっても、コーナー手前でしっかりと減速でき、大きな安心感を得られた。
 スーパーモタード仕込みのXR100モタードは、マシン本来の枠を超えたロードレースというステージでも、ポテンシャルの高さを遺憾なく証明した実力者なのだ。
HONDA XR100Motard HONDA XR100Motard
SPECIFICATIONS
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全長×全幅×全高:1820×765×1000mm
ホイールベース:1240mm
エンジン:空冷4ストロークOHC単気筒
排気量:99cc
最高出力:6.5ps/8000rpm
最大トルク:0.67kgm/6000rpm
重量:82kg
タイヤサイズ:F120/80-12 R120/80-12
HONDA XR100Motard フロント&リヤともに高い制動力を発揮する油圧式ディスクブレーキを採用。コーナーでのブレーキング勝負では大きな武器になる。
HONDA XR100Motard エンジンはエイプ100と同じ空冷4スト単気筒だが、吸排気のセッティング変更によって低中速域でのレスポンスに優れる。
HONDA XR100Motard シートはオフ車のようなスリムタイプで、エイプ100よりシート高が長い。サイドカバーにはゼッケンも貼れる。
HONDA XR100Motard ホイールには軽量な6本スポークタイプのアルミキャストを装着。軽快な4ストミニの走りに大きく貢献している。
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