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BIKE SUBCULTURE特集
メカだけじゃバイクは語れない
BIKE SUBCULTURE特集
バイクサブカルチャー
ファッション、映画、音楽、コミックetc……。
バイクほどいろんな文化と結びついて語られる乗り物ってそんなにないと思うんだ。
だから今回は、スペックや性能うんぬんじゃなくて
「バイクの存在」自体を、いろんな方向からみていってもらおうと思う
イラスト=荒川正太 文=松井 勉
BIKE SUBCULTURE特集
CONTENTS
FASHION & BIKE

カウンターカルチャーから生まれた
バイクとファッションの組み合わせ


バイクと結びついたファッションっていろいろある。そんなスタイルの数々をその生い立ちにもちょっと触れながら、紹介していこう。ただただファッションってだけでなく、時代背景がちゃんとあるんだ。
MOVIE & BIKE

気分いいアクション、味のある名脇役
バイクがいろんな役を演じている


ロードムービーの移動手段としてはもちろん、アクションヒーローの愛車やヒールの相棒など、どんな役柄もこなすバイク。映画製作者がそのカラーを理解して登場させたとき、バイクはスクリーンのなかで名優となる。
MUSIC & BIKE

このふたつの間には、時代にとらわれない
キーワードがあった


ロックとバイク。当たり前のように思える組み合わせだけど、よく考えると「なんで?」とも思う。共通点は革ジャンだけじゃない。ユースカルチャーの象徴的存在であるロックとバイクの関係をひもとく。
COMICS & BIKE

レース、エンスー、日常の風景……
バイクによって紡がれる物語たち


バイクに乗ってない人でも楽しめるバイクコミック。バイクに乗ってるボクたちが読んだら、それはそれは面白いんだ。共感したり、グッときたり、自分を投影せずに読むのは難しいよ。それくらいハマれる。
STREET & BIKE

単純にいって、オサレな街では
どんなバイクが流行ってるのだろう?


ロックとバイク。当たり前のように思える組み合わせだけど、よく考えると「なんで?」とも思う。共通点は革ジャンだけじゃない。ユースカルチャーの象徴的存在であるロックとバイクの関係をひもとく。
バイクで駆ける
時代のリッジライン


ボクたちは好むと好まざるとに関わらず、あらゆる面で「時代の空気」のなかで生きている。この時代の空気こそ、今の時代のカルチャーということになる。教養とか洗練という意味合いも持つカルチャー。学問以外の部分を学ぶお稽古ごとを、カルチャースクールなんて表現もしているから、聞いたことはあると思う。
 でも、今回バイクカルチャーというふうに使うのは、まさに時代の空気のなかを泳ぐためにマッチしたバイクライフとでもいおうか、バイクに起因する精神的な側面に趣をおいた「こと」の特集なのだ。
 そもそもカルチャーという言葉には物質面から見た側面よりも、メンタル的な部分から時代を眺めようという意味合いがある。その「文化」のなかで、物質が先か心が先か、という発端さがしは、ニワトリが先か、タマゴが先かという議論同様難しい。今回の場合はあくまでも心が先導した物質(つまりバイク)ということになる。
 それは、時代のなかで変幻自在に姿を変えるアート、ミュージック、ダンス、ファッション、そして言葉など、時代を写すそれらの「エキシビジョン」により人の心が導かれ、物質たるバイクが時代に当てはめられ、今の「気分」が完成する、という位置関係にあるわけだ。ちょっと難しくなってきた。
 つまりカルチャーにとって、時にバイクは、究極の性能追求だったり、風をいとおしむような柔らかさだったり、はたまた便利でコンサバなスクーターに、カウンターを利かせたカスタムを施し、ガラっとイメージを換える変身術で今の気分にマッチングさせる、という手法など、今の気分へと変換するルールにじつは決まりがない。だから、トラッド(伝統)とカルチャー(文化)はじつは正反対なのだ。
 なんだか、ますます気むずかしくなってきたが、とにかく、時代、世代によってすがた形を変えるカルチャー。そのなかでかっこうのスパイスになったバイクたちの健闘も含めてさまざまな角度からみてゆきたい。ともかく、時と場所を移動するだけで姿を変えてゆくのがカルチャーで、それゆえ空気のような存在という所以である。いかなる場所にも「こんな感じが最高」という気分が存在するように、今月の特集はあらゆる決まり事、かくあるべし、というルールをひとまず外して読み進んでいただきたい。そして、あなたが求めるバイクとの「今の気分」探しのサンプルにして欲しいのである。

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