ビッグエンジンで
ダートをハードに攻略
ここに集まったモデルたちは前19×後17インチのページで紹介した地球サイズのツアラーにして、プレミアム感漂うデュアルパーパスモデルたちと同様、大きなエンジンを搭載し、車重も200kg級のいわば重量級だ。しかし、同時に高いスポーツ性を兼ね備えているのだ。
たとえばHP2エンデューロなど、世界最大のエンデューロバイクを自認し、1200ccエンジン搭載のモデルにして、本気でオフロードレースへの参加も視野に入れたバイクだ。KTMもダカールラリーで実戦テストしたVツインエンジンを載せたロードゴーイングマシンを持っている。とにかく強者揃い。
しかし、ハードななかにもデュアルパーパスらしい扱いやすさを内包するので、シート高に目をつぶれるなら、個性派の一台というカテゴリーにぜひリストアップしてほしいモデルばかり。もちろん、オフロード経験の豊富なライダーなら、この手のバイクを造ったエンジニアたちの熱意にシビレるに違いない。
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