GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 > いま、熱いデュアルパーパス
いま、熱いデュアルパーパス
リアルオフロード派
やっぱり、軽いバイクがいちばん
オフロードバイクに乗ってみよう!
フロントタイヤが大きいのがスキ!
いわゆるダートバイクの部屋がココです

スリム、軽量、コンパクト
運動神経バツグン

 バイクの性能を追求するうえで、車体の軽量化やバイクの重心位置から遠くに重たいものを置かないレイアウトをとることといった、大切なエッセンスがいくつかある。もちろん、デュアルパーパスバイクもその例外ではない。
 なかでも、ここのセグメントで紹介するフロント21インチ、リヤ18インチというタイヤを履くモデルの多くは、乗り手がオフロードライディングを心底楽しむために、そうした部分を重視して造られたバイクたちが多く存在する。国産メーカーのモデルを集めたら、そのすべてが250クラスに集中した。ビッグバイク全盛の時代にあってオフロード走行を考えたバイクの扱いやすさを集約すると、250クラスのバランスは見逃せない、というのが国内のオフロード事情への答えなのだろう。
 120kg前後の車体に30馬力程度のパワーは、ビギナーからベテランまでオフロードを堪能するのに必要にして充分な走りを提供してくれるのである。

写真=松川 忍

YAMAHA SEROW
YAMAHA SEROW
YAMAHA SEROW フロントの21インチは、本格的なオフローダーの例に漏れない。十分なストローク量が確保され、荒い路面でも十分に導いてくれる。 YAMAHA SEROW 現代的なフォルムから、ストリートでも人気だが、軽量なボディもあいまって、トライアル的な使い方にも対応できるほどの性能を秘める。
カタログデータへ この車種を探す
今、本格モトクロッサーはF21 × R19が主流
ハンドリングと走破性を両立するロデオ仕様
HONDA CRF
オフロードの格闘技、モトクロス。モトクロッサーと呼ばれるレース用バイクは、大きなギャップをものともしない走破性と軽快なハンドリングのバランスを重視し、後輪に19インチを採用する。すでに80年代後半から続くこのコンビネーション。次に進化するとなるとサイズが変わるのは前輪、それとも後輪?
HONDA XR250
HONDA XR250
熟成のエンジンと
進化版スタイル

ホンダ伝統のオフロードバイクブランドであるXR。そのスタイルにはモトクロスマシン、CRFをモチーフにアグレッシブさが与えられている。エンジン、サスペンションともオフロードでも高い性能を発揮する。
カタログデータへ この車種を探す
SPEC  
 全長×全幅×全高=2175×805×1190(mm)
 ホイールベース=1425(mm)
 乾燥重量=119kg
 エンジン=空冷4ストロークOHC4バルブ単気筒筒
 総排気量=249cc
 最大出力=28ps/8000
 最大トルク=2.6kgm/7000
 燃料タンク容量=9.7L
 タイヤサイズF=3.00-21
 タイヤサイズR=4.60-18
KAWASAKI KLX250
KAWASAKI KLX250
ストリート
モトクロスマシンを決める

デビュー当時からモトクロスマシンをコピーしたようなスタイルで人気。そのホットなイメージは今も鮮度バッチリ。水冷エンジンとペリメターフレームと呼ばれる独自のレイアウトで、スリムさも印象的。スムーズな特性のエンジンは扱いやすいキャラクターだ。
カタログデータへ この車種を探す
SPEC  
 全長×全幅×全高=2135×885×1210(mm)
 ホイールベース=1435(mm)
 乾燥重量=117kg
 エンジン=水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
 総排気量=249cc
 最大出力=29ps/9000
 最大トルク=2.5kgm/7000
 燃料タンク容量=7.2L
 タイヤサイズF=3.00-21
 タイヤサイズR=4.60-18
SUZUKI DJEBEL250
SUZUKI DJEBEL250
軽快な250にロングトリップの装備満載
この250では最強の22kwと27Nmを発揮する油例DOHCエンジンを搭載するジェベル。その特徴は17Lの燃料タンクや大型ライト、ナックルガード、リヤキャリア、そしてキックスターターなど魅力の装備。
カタログデータへ この車種を探す
SPEC  
 全長×全幅×全高=2230×890×1220(mm)
 ホイールベース=1450(mm)
 乾燥重量=118kg
 エンジン=油冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
 総排気量=249cc
 最大出力=30ps/8500
 最大トルク=2.8kgm/7000
 燃料タンク容量=17L
 タイヤサイズF=3.00-21
 タイヤサイズR=4.60-18
SUZUKI DR-Z400S
SUZUKI DR-Z400S
全身ホットスペックな
ハードコアモデル

国内では唯一の400クラスのオフ系デュアルパーパス。サスは減衰圧のアジャストはもちろん、そのストロークまでレーサー並。また29kw、39Nmという400ccならでは。街から高速道路まで余裕のパワーを楽しめる。
カタログデータへ この車種を探す
SPEC  
 全長×全幅×全高=2310×875×1225(mm)
 ホイールベース=1475(mm)
 乾燥重量=130kg
 エンジン=水冷4サイクルDOHC4バルブ単気筒
 総排気量=398cc
 最大出力=40ps/7500
 最大トルク=4.0kgm/6500
 燃料タンク容量=10L
 タイヤサイズF=80/100-21
 タイヤサイズR=120/90-18
KTM EXC400R
KTM EXC400R
ハードコアを目指すならこんな選択も
もっとピュアにオフロードスポーツを楽しみたい、あるいは問答無用の高性能バイクと暮らしたい、というならオーストリアKTM社の十八番、エンデューロマシンを選ぶのも手だ。前300mm、後335mmのサスストローク、パンチの効いたエンジン。どれも切れ味バツグン。
SPEC  
 全長×全幅×全高=2230×810×1220(mm)
 ホイールベース=1481(mm)
 乾燥重量=113.5kg
 エンジン=水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
 総排気量=398.2(cm3
 最大出力=  - ps/----
 最大トルク= - kgm/----
 燃料タンク容量=8L
 タイヤサイズF=90/90-21
 タイヤサイズR=140/80-18
初心者に優しい入門モデルをあり!
初心者〜ベテランまでFIT FOR ALLなモデル
前21/後18インチのバイクにはオフロード上級者向けも多い。が、セローやスーパーシェルパ、XR230、そしてジェベル200など、ベテランからビギナーまでだれもが楽しめるファンバイクの存在も見逃せない。足つき性よし、遠出も苦にしない。大穴的バイクにも注目。
KAWASAKI SUPERSHERPA
KAWASAKI SUPERSHERPA
カタログデータへ この車種を探す
HONDA XR230
HONDA XR230
カタログデータへ この車種を探す
デュアルパーパスの定義
〜フェンダー
機能から導かれたフォルム
ルックスは伊達じゃない

サスストロークを長くとったデュアルパーパスは、フェンダーとタイヤとの距離を大きく採っている。これはタイヤとフェンダーの接触を防ぐとともに、泥詰まりを避けるためのもの。そうした機能がデザイン的特徴にもなっている。なかにはBMWのように、実用性を高めようとタイヤに近い位置にインナーフェンダーを設けるケースもある。
<<BACK ストリート系クロスオーバー | SUV的ビッグオフローダー
リアルオフロード派 | 本格アドベンチャー | 日本初ユニークモデル
NEXT>>
TOP