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いま、熱いデュアルパーパス
SUV的ビッグオフローダー
近所のオツカイから地球の裏側まで
持ち前のパワーと走破力でお伴してくれる
そう、前19/後17インチモデルは
ツーリングのワールドシリーズなのである!

あらゆる場面で生きる
プレミアムな存在感

 ロードユースを得意とする前後17インチのバイクが持つメリットと、フロント21インチ、リヤ18、17インチを履くオフロード重視のデュアルパーパスモデルが持つメリット、その双方をバランスよく配合したモデルが、フロント19インチ、リヤ17インチモデルの特徴でもある。舗装路でも高いハンドリング性能を見せ、オフロードでも高い走破性が与えられているのだ。
 このジャンルのバイクは、下のカタログを見ておわかりのように、大排気量のバイクが多い。ビッグオフローダー、アドベンチャーツアラーなどとも呼ばれるモデルたちだ。2気筒以上、排気量も1000ccクラスかそれを越えるモデルもある。集まったバイクのなかではトライアンフ・スクランブラーがノスタルジックデザインを下敷きにしたモデルとなるが、そのホイールのフロント19インチという数値はスクランブラーとしてトライアンフなどのブリティッシュバイクがバイク好きに支持されていた時代とも同じである。
 その他のモデルの特徴は、容量の大きなガソリンタンクと長時間走行や高速クルーズを楽な物にしてくれるフェアリング。さらに純正オプションで、簡単に取り外しができる車載用のラゲッジバッグ(パニアケース等とも呼ばれる)を用意して、ロングツーリングへの対応もバッチリ。ロングライディングへとバイクも装備も万全なのがこのクラスの特徴でもある。いわば、プレミアムデュアルパーパスだ。

BMW R1200GS
BMW R1200GS
元祖・ビッグオフロードツアラーであり、このクラスの開祖といもいえるのがBMWのGSシリーズだ。80年にR80G/Sというモデルをリリース。当時は前21/後17インチだったが、94年の大幅なモデルチェンジ以後19/17を使う。
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BMW F650GS
BMW F650GS
シート高の低さも
自慢のひとつ

Rシリーズの水平対向1200ccエンジンに対し、Fシリーズは650シングル。50馬力を生むこのバイク、舗装路もダートもかなりの実力を持つ。もちろん、タンデムでも余裕たっぷりの走りを見せてくれるのもうれしい。
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SPEC  
 全長×全幅×全高= - × - × -(mm)
 ホイールベース= -
 乾燥重量=197kg
 エンジン=水冷4ストローク前傾単気筒
 総排気量=652cc
 最大出力=50ps/6500
 最大トルク=6.12kgm/4800
 燃料タンク容量=17.3L
 タイヤサイズF=100/90-19
 タイヤサイズR=130/80-17
TRIUMPH SCRAMBLER
TRIUMPH SCRAMBLER
270度クランクツイン搭載の新風
ノスタルジックな風情

東京モーターショーに姿を見せたトライアンフ・スクランブラー。ボンネビルをベースにアップタイプのダブルマフラー、フラットシート、小型ライトなど、デザイン的にもノスタルジック。自慢の並列ツインエンジンは360度から270度クランクタイプに変更。
SPEC  
 全長×全幅×全高=2213×865×1202(mm)
 ホイールベース=1500(mm)
 乾燥重量=205kg
 エンジン=空冷DOHC4並列2気筒270°クランク
 総排気量=865cc
 最大出力=55ps/7000
 最大トルク=69Nm/5000
 燃料タンク容量=16.6L
 タイヤサイズF=100/90-19
 タイヤサイズR=130/80-17
HONDA XL1000V Varadero
HONDA XL1000V Varadero
荒れ地も許容するグランドツアラー
インジェクションを装備し6速ミッションを採用するバラデロのV型2気筒エンジン。ビッグバイクながら、動き出すと扱いやすい乗り味はさすが。ゴールドウイングと同レベルの機能を持つABS付モデルも用意される。
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SPEC  
 全長×全幅×全高=2295×925×1500(mm)
 ホイールベース=1560(mm)
 乾燥重量=235kg
 エンジン=水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
 総排気量=996cc
 最大出力=94ps/8000
 最大トルク=10kgm/6000
 燃料タンク容量=25L
 タイヤサイズF=110/80-19
 タイヤサイズR=150/70-17
TRIUMPH TIGER
TRIUMPH TIGER
舗装路大得意
ワイルドな
ビートも◎!

デイトナなどと同系列の並列3気筒DOHCエンジンを搭載するトライアンフ・タイガー。キャストホイールを備える足まわりはスタイリッシュ。シート高は2段階に調整可能で、街乗り、長距離走行で使い分けができる。
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SPEC  
 全長×全幅×全高=2250×860×1390(mm)
 ホイールベース=1515(mm)
 乾燥重量=215kg
 エンジン=水冷DOHC並列3気筒
 総排気量=955cc
 最大出力= 106ps/89000
 最大トルク=98Nm/5700
 燃料タンク容量=24L
 タイヤサイズF=100/80V-19
 タイヤサイズR=150/70V-17
SUZUKI DL1000 V-STROM
SUZUKI DL1000 V-STROM
SV1000Sと
同型エンジンのGTマシン

210kgをきる車重で、このカテゴリーに属する2気筒マシンのなかでは軽量級となるDL 1000。ロードバイクSVと同型のツインエンジンを搭載し、アスファルトでの動力性能の高さは推して知るべし。プライスも魅力だ。
SPEC  
 全長×全幅×全高=2295×865×1395(mm)
 ホイールベース=1535(mm)
 乾燥重量=208kg
 エンジン=水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
 総排気量=996cc
 最大出力= - ps/ -
 最大トルク= - kgm/ -
 燃料タンク容量=22L
 タイヤサイズF=110/80-19
 タイヤサイズR=150/70-17
デュアルパーパスの定義
〜足まわり
ストロークが長くよく動かす
それが基本。

舗装路からダートまで路面への接地性を高めるため、サスペンションストロークを長く採り、スムーズな作動特性とすることでグリップ力を高めるというもの。つまり、抜き足差し足が得意なのだ。モデルの特徴によって味付けを変えて装着するのである。デュアルパーパスのシート高が高めになるのは、この足まわりの設定の結果でもある。
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