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大人の土遊び
ダートトラック 究極のオフエンスーへの道
ダートのオーバルコースで速さを競うのが
ダートトラックレース。一見単純に見える
究極の明快さのなかにある楽しさとは?
 オフ、オフっていうけど、今までロードバイクで過ごしてきたバイクライフにダートバイク、というのも、人生観そのものを方向転換するようで踏みきれないし……、
という声を聞くことは少なくない。
 実際、林道やモトクロスコース、あるいはトレッキングを楽しむオフロードライダーのテリトリーは山深い場所だったりする。そう、積極的にアクセスしていないと目に触れるチャンスすらないのである。そこで、もっと身近に土と戯れるダートものはないだろうか?
 正に、灯台もと暗し。サーキットライディングを楽しむライダーや、グランプリ観戦など、北関東エリアどころか、日本のモータースポーツカルチャーの発信地でもある「ツインリンクもてぎ」でダートトラックが楽しめるのである。ここには200mと400mというふたつのオーバルコースがある。傍目から見ると小さなリンクだが、実際にバイクに跨り立ち向かうと、すぐコントロールに夢中になる。
 コーナーの進入でバイクを寝かせてスライド誘発させ、速度を落とし、そしてクリッピングからはバイクを起こしながらアクセルを開け加速する。左まわりだけ?なんてちっとも思わない奥の深さ。装備もモトクロスブーツだけあれば長袖、長ズボンという出で立ちでもOK。XR100のレンタルなど、お試しで楽しむだけのファクターが勢揃いしているのだ。
ダートトラックでは伝統的にフロントフリー的にフロントブレーキを使わない。実際レンタル車両のFTRのブレーキにもレバーがない! ハンドルバーなどはノーマルのまま。
フロントフォークのボトムケースカバーがダートラ風味を盛り上げる。前後タイヤはダンロップK180。ダートラ用に使えるタイヤ。
SL230ベースにカスタムされたダートトラック仕様のバイクが装着していたリヤスプロケット。ローギヤード化されているようす。
こうしてダートトラック用タイヤを装着すれば、デュアルパーパスバイクもダートラマシンに変身させることもできるのである。
こちらもレンタル車両であるSL230に装着されたハンドル。900mm以上は横幅がありそうなワイドバーで、スライドコントロール時のバイクとのコンタクトを軽快にしてくれる。
ダートトラックを超気軽に楽しめるツインリンクもでぎがオススメ!
ダートトラックスクール
初めてのダートトラックながら、腕を磨けるデイイベントがこれ。XR100でのブレーキターンから始まり、コースでの走りをマスターしてゆく。インストラクターはもてぎのシリーズで上位を走るエキスパートが指導。
DATA
参加費用一般1万6000円、TRMC会員1万3000円*いずれも税、昼食代込み
定員20名
ダートトラックパーティ
もっと気軽にダートトラックデビューを飾りたいなら、レンタルバイクでの走行も可能なこのイベントもお薦め。インストラクターに質問も可能だから、走りに目覚めたらめきめき腕を上げるチャンス。価格も魅力だ。
DATA
参加費用一般6500円、TRMC会員3500円*いずれも税、昼食代込み
定員60名
問い合わせツインリンクもてぎモータースポーツ課 電話0285-64-0200
申し込み URLhttp://www.twinring.jp/try-motorsports/dtp/guide.html
申し込み FAX0285-64-0209
たかがオーバル、されどオーバル
もてぎのスタッフがこだわりぬいた土
ダートトラックのコースは路面が命。絶妙なスライドコントロールも、不必要なギャップがあったりすれば、ライダーが危険な目に遭いかねない。常設オーバルコースの維持補修に、開業以来多くのトライを続けてきた、と語るツインリンクもてぎ。今のベストは微生物が暮らす土なのだそうだ。天気にも左右されるが、初トライを決めるなら、天気と路面コンディション、そしてフリー走行の有無などをもてぎにチェックしてから出かけよう。
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