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大人の土遊び
林道 濃縮されたバイクとの時間を楽しめる里山の道
バイクで走る道の楽しさは舗装路にかぎられたわけではない
本格的「オフロード」の道は意外にも身近にあった
里山に点在する裏道へとバイクを走らせた
 いろいろなバイクに乗ってきたライダーが言葉をそろえて言うのは、オフロードは面白い、ということだ。「滑る、転ぶ」のどこがそんなに? と思うのが人情だろう。
 でも、オフロードは面白い。別に滑る、転ぶはだれでも避けてとおりたいところだけど、バイクをコントロールしているウチに、「滑る」を利用し始めると、これがまた楽しいのだ。
 そして滑るようになってわかるのが、湿った土でもないかぎり、意外に滑らないということだ。バイクにも、滑りにくいタイヤ、サスペンションやエンジン特性などの性格がしつけてあるからだ。少しの勇気をもって林道に足を踏み入れてみよう。
 ただ、今の季節は落陽が早い。そこで、お薦めは近くて標高も低い里山のダート巡りだ。常磐道水戸インターから30分ほどの場所で見つけたこの道は、標高も低いから気温も街とさほど変わらない。
 その道の入り口は県道から少し入ったところにあった。あたりを雑木林に囲まれた道に現れた十字路を右に折れると、舗装が切れ、轍の中央に草が生えていた。時折斜面からのわき水が削ったギャップが現れる。こんなとき、オフ車のサスペンションはじつに動物的しなやかさで路面をとらえる。スピードは30km/h程度でもライディングの充実感がすごい。
 わずか数km。それでもオフロードはバイクを走らせるダイナミックさと、「へぇ」という発見をいくつもさせてくれたのである。
林道は特別な道じゃない、こんな装備で気軽に走れる!
オフロードでの走破性を高めるため、デュアルパーパスモデルは長いサスペンションストロークをもつ。F650GSは上下2枚のフェンダーが特徴。
ロードモデルと比較するとワイドなハンドルバー。転倒や木の枝などからレバー類、手を守るナックルガードが付くのもオフロード系モデルの特徴だ。
メッツラー製デュアルパーパスタイヤは林道でもグリップに不足なし。スライドコントロールもしやすく、50馬力のパワーを上手に路面に伝える。
オプションパーツを装備して、よりヘビーデューティさを強調したエンジンガード。これだけ頑丈なら多少路面とコンタクトしてもびくともしない。
デュアルパーパスモデルのマフラーは、昔からアップタイプだった。渡河性能やグランドクリアランスを稼ぐためだが、いまやデザインの一部だ。
F650GSの燃料タンクはシートの下。重量バランスを考えてのことだ。その給油口は、リヤキャリア手前のこの場所にある。ユニークな車体構成だ。
BMW F650GS
BMW F650GS
オンもオフもいける大人のオフ車選択肢
フロント21インチのダカールもあるが、高速、ワインディング、林道でオールマイティなハンドリングを楽しむならフロント19インチのこちらがお薦め。FI付きエンジン、ABSの安心感とまさに大人の選択肢。
  林道ダートトラックモトクロストライアル
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