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ギヤ付原付選手権!!
ギヤ付 50ccでスポーツしちゃおう!原付選手権!!
原付バイク。この言葉からみんなが連想するのは
通勤通学だったり、ちょっとお買い物っていうイメージだと思う
でも原付だって、ギヤ付でスポーティなモデルもいっぱいあるんだぜ
ボクたちのマニュアル原付ファイル
 今から25年ほどまえ。原付バイクのラインアップは、まさに百花繚乱だったメーカーの威信をかけた楽しいバイク。ビギナーにとって、バイク界の入り口でもあり、同時にベテランが満足できる走りの世界がコンパクトななかに構築されていた。それらは、性能を追求したロードバイクや、高いレベルでオフロードランを楽しめるトライアルモデルやモトクロス風モデル、そしてマメタン、ミニトレ、ダックスといった「スポーツ」と「ファン」をクロスオーバーさせたモデルなど、数えだしたらきりがない。当時のモデルに共通するのは、スクーターのようなオートマチックではなく、マニュアルミッションだった。
 あのころのバイクに近いモデルに乗ったら、原付バイクたちは今もボクらの心をくすぐってくれるのだろうか? そんな疑問符と今の原付スポーツの実力を確かめるべく、都内にあるカートコースを貸し切り、思いっきり走ってみたのである。
 当日、断続的に降り続く強い雨に、コースは至るところに水たまりができた悪コンディション。それにも関わらずボクたちは、原付の走りに夢中になった。
 濡れたコーナーで細心の注意と最大の勇気を振り絞ってアタック。するとどうだ。エンジンと会話し、ブレーキやシフトチェンジを駆使して走り続け、次第に熱くなる自分がいる。走る歓びがあった。
 ビッグバイクでサーキットを走るのと寸分違わないファンで熱い時間。バイクと自分をシンクロさせた瞬間の気持ちよさは何物にも代えがたい。バイクの真骨頂、ここにあり、という胸のすく思いを楽しめる。バイクの楽しさをスープの素のように凝縮した面白さ。原付スポーツは、ボクらの元気の素でもあったのである。
文=松井 勉、相原嘉隆 写真=松川 忍
YAMAHA RZ50 水冷2サイクルの貴重な存在
かつてTZR50RやTZM50Rを販売していたヤマハ。その血統を今に受け継ぐのがRZ50だ。カンチレバー式モノクロスサスや70年代のTZからカウルを取り去ったようなスタイルが魅力。水冷2サイクルエンジンモデルとしても希少。
HONDA XR50 Motard 原付クラスにもモタードマシンの風を
XR50モタードはシュラウドの装備やタンクの上までせり上がったシートなどオフロードモデルらしいデザインと、前後にディスクを装備するキャストホイールをフィットさせるなど、走りの装備の充実化が図られたモデルだ。
YAMAHA YB1-4 コンパクトなSR。質感だって直球勝負
ビジネスバイク、YB50をベースに造られたこのモデルは、ミニSRと呼びたくなるほど各部の質感が高い。塗装、クロームパーツ、そして全体の雰囲気など、趣味性の高さがうかがえる。走りはビジネス派生らしく、タフで扱いやすい。
SUZUKI GS50 これぞ原付ファンバイクスタイル
メッキシリンダーを採用する設計年次の新しい4サイクルエンジンを載せ、4速リターンミッションとの組み合わせで軽快に走るGS50。低いシートや軽い車体が走りにも余裕を生み出す。スタイルのファニーさも魅力だ。

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