この手もあり! AT限定二輪免許 オートマチックバイクカタログ |
 |
 |
 |
いよいよ6月から施行されるAT限定二輪免許
クルマではすでにおなじみの免許で要するにオートマチック車専用の免許ということ
バイクでいえば、それすなわち、スクーターのこと!
ここに挙げるバイクが気になっているひとはAT限定免許という手もありますよ! |
|
 |
 |
 |
クラッチ操作がいらない……それがATバイク |
まずはAT二輪車の定義から紹介しておこう。「オートマチック・トランスミッションその他のクラッチ操作を要しない機構がとられており、クラッチの操作機構を有しない自動二輪車」とある。
要するに、ライダーがクラッチ操作をしない(できない)バイクがAT二輪車ということ。いわゆるスクーターはもちろん、スーパーカブに代表されるビジネスバイクやKSR110のように、自動遠心クラッチを搭載したバイクもそれに該当する。
こういう書き方をすると、クラッチ操作がない=運転が簡単と思われがち(事実、教習カリキュラムも短縮されている)。でも、たとえば、スクーターはその構造上ニーグリップができないなど、「ならでは」の事情も出てくることは、ぜひとも頭に入れておいて欲しい。
免許の区分は、既存の二輪免許とほぼ同じ。小型限定が125ccまで、普通が400ccまで。大型のみ650ccまでという制限が付いている。 |
AT限定二輪免許のおさらい |
 |
←大半のスクーターが採用するCVT。最近では電子制御のものも増えている。このほか、自動遠心クラッチも2輪ではATの一種だ。 |
 |
←フォルツァZやスカイウェイブ650が搭載する変速システム。クラッチ操作レスということで、もちろんAT限定免許でOKだ。 |
教習時間はこうなります! |
教習時間比較 |
免許の種類 |
小型限定 |
普通 |
大型 |
新設されるAT免許 |
9 |
15 |
29 |
既存の二輪免許 |
12 |
19 |
36 |
※ほかの免許を所持していない状態での教習時間です。 |
教習所で免許を取る場合の技能教習時間は、表の通り短縮される。要するに、取りやすく、もちろん費用も安くなる。しかしながら現時点(4月初旬)では、まだ明確なプログラムとしての案内はなかった。ちなみに教習車はもちろんATバイクであり、おなじみのスクーターに乗って教習を受けることは間違いない。 |
|
50cc以下はAT限定免許でも全車OK! |
 |
←かなり本気の2ストスポーツ、RZ50。このほかエイプ50やXR50モタード、GS50などのマニュアルミッション車もAT限定免許でOKだ。 |
AT限定免許といっても、マニュアルミッションのバイクに乗れる!? 大半の免許にオマケ的に付いてくる原付免許。これはもちろんAT限定免許とて例外ではなく、すなわち50cc以下の原付一種バイクであれば、スクーターだろうがマニュアルだろうが、AT限定免許でまったく問題なく運転できるというわけだ。 |
|
|
|
 |
|