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街なかで役立つ リアルセーフティライディング
まだまだあるぞデンジャラスゾーン タクシー編
タクシーの動きは
すべて客次第
 市街地にはじつにたくさんのタクシーが走っているが、それらすべてが自らの意志や判断で走っていると考えないほうがいい。よくいわれることだけど、タクシーは乗客次第でどこにでも止まる。だから先に客を見つけろが鉄則。いつも周囲の状況に気を配っていれば、タクシー待ちの客を見つけることは容易だ。また乗客のいるタクシーなら、その客の動きで停車するかどうかが判断できる。いずれにしても、客を見つけたり乗客の動作が慌ただしくなったら、タクシーとの車間を開け、右側にいる車に注意しながらよける体勢をとるようにしよう。
突然ハザード!?
客まっしぐらタクシー多し!
トラック&そのほか編
大型車は走る壁
見えない裏側に注意
 トラックやバスといった大型車は、まるで走る壁のようなもの。前方を見通すことができないのだから、不用意に追い抜くのは危険だ。信号がすでに赤になっていることだってあるし、車が横切っている可能性だってあるのだから。同様に駐車中のトラックの脇を抜けるときにも、なにかが飛び出してくるかもしれないので注意する。バスが前を走っているときは、停留所に乗客がいないか、車内の止まりますランプが点いていないか確認する。そうすればあらかじめ右によける体勢が整えられる。また、大型車の真後ろについて走るのもやめよう。
←大型車に接近したときは、まずドライバーに自分の存在を認知させる。追い抜く際には前方の状況を十分に把握してから慎重に
交差点で右折&左折編
自分の進路ばかりに
気を取られる交差点
 左折巻き込み、右直事故はあとを絶たない。それはドライバーもライダーも自分の行く手ばかりに気を取られがちだからだ。少なくとも渋滞している交差点では、信号が青でもいったん止まるくらいの余裕がほしい。また、交差点近くでは追い越ししないことが重要だ。信号が赤で車が止まっているときは、二輪車停止線がないところでも、できればいちばん前に入り込み自分の存在をアピールする。そして信号が青になったからといって一気に飛び出さないことも肝心だ。交差点の右左折では、180度の視野で安全確認するくらいの気持ちがちょうどいい。
左折
右折
←交差点では信号を過信せず、あくまでも自分の目で十分に安全を確認することが大切。右折の場合なら、対向車がいない、あるいは確実に止まったことを確認してから走り出す。左折なら、巻き込まれないように注意しながら横断歩行者にも気をつける
優先道路の落とし穴編
路地の一時停止は
信用できない
 都市部の路地の特徴のひとつは、周囲を建物に遮られて見通しが効かないことだ。当然、車や人が飛び出してくる状況を確認するのも遅れる。事故を未然に防ごうとするなら、脇道がある箇所ではスピードを抑え、道の中央寄りを走るようにすると同時に、ホーンで自分の存在を知らせることも、ときには必要だ。また、自分が優先道路を走っていたとしても、優先という意識は持たないほうがいい。一時停止を無視して飛び出してくる人や自転車、さらにバイクは、意外と多い。車のノーズが飛び出してくるのも半ば常識だ。狭い路地は徐行が原則だね。
うわっ 危ない!
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