かつての中型、つまりいまの普通二輪免許で乗れるバイクには、たくさんの魅力がある。
たとえば、排気量126cc〜250ccまでの軽二輪なら、車検の必要がなく、税金や自賠責保険代なども安いから、維持費を安く抑えられる。しかも、そういった事情もあって昔から人気のクラスだっただけに、いまも多くの新車がラインアップされていて、中古車は各ジャンルがよりどりみどり。自分に合ったバイクが探しやすい。
これがその上のクラス、つまり400cc以下となると、維持費こそちょっと上がるけど、また違ったアピールポイントが出てくる。それは、ヨンヒャクというのは日本独自のクラスなので、日本の道や日本人の体格にマッチしたモデルが多数開発されているという点。そして、たしかに新車に限った話をすれば、以前ほどラインアップは豊富ではないけど、各メーカーとも少数精鋭で魅力あるモデルを販売しているし、かつての超激戦区だけに、中古車も豊富なのだ。
それに250や400なら、その性能を使い切ってスポーツ走行を楽しんだり、初心者がバイクに慣れるために使ったり、機動力のある日常的コミューターとして使ったりも、とってもしやすい。初心者から大ベテランまで、肩ヒジはらずに楽しめちゃうのだ。
とくに大型免許を取得していたりすると、つい大排気量車ばかり注目しがちだけど、もういちどこのクラス、見直してみませんか?