ちょっとの知識と、便利なレインギアがあれば
梅雨にバイクで走るのは、思うほど苦じゃない!
自分なりのベストな雨対策を見つけ出して
雨なんかに負けずにバイクをフル稼働させよう!!

素朴な悩みと疑問をズバッと解決!
レインウエア&グッズ Q&A

雨のなかで視界を保つには?

ファッション性も大事だけど雨の日はシールド付きを!
普段はシールドのないヘルメットを使っているひとも、できれば雨の日はシールド付きを使ったほうがいい。走行中、素肌に雨粒が直接当たると、たいして速度を出していなくても、けっこう痛い。でも、痛いからって顔を進行方向から背けたりすると、危険なのだ。写真下のようなジェットタイプが、シールドも曇りづらく、雨用としてとくにお薦めです。

激安カッパは使えるの?

できればバイク用のほうがいいけど状況によっては代用できることも……
バイクで使うことを前提に設計されたレインウエアは、やっぱり快適。でも高性能なぶん、値段が高めな商品も多い。たとえば、駅まで3分のスクーター移動で、雨もさほど激しく降っていないような場合、ホームセンターで売っているような激安カッパで対応しちゃう、なんて手もあるかも。ただしソレらはたいてい、防水性も高くないしムレムレになるから、長距離移動や豪雨だと、悲惨なことに……。

グローブはカッパの上なの? 下なの?

意外かもしれませんが、専門家によるとグローブを中に入れるのが正解です!
グローブのスソを、レインウエアのソデの中に入れるか、外に出すか。意外と悩んでしまうところだが、レインウエアを伝った雨水がグローブ内に浸入するのを防げるので、基本的にはソデの中に入れておいたほうがいい。そしてそのためには、ソデ部分が広めで、なおかつアジャスターでしっかり調整できるレインウエアがお薦めです。


雨用グローブってあるの?

レイングローブはたくさんあるし代用できるモノもある!
高価なレザーグローブを、雨でグショグショに濡らしてしまうのはもったいないし、色落ちで手が汚れることもある。そこで雨の日は、専用のグローブを使いたい。バイク用レイングローブは、バイク用品店などでたくさん販売されている。でも、暖かい季節に廉価で済ますなら、手が濡れても気にしないなら滑り止め付きの軍手、手を濡らしたくないなら家庭用ゴムグローブを使ってもいいかも!



足を濡らしたくないんですけど……

ビニール袋をうまく使うのもアリだけどやっぱり専用のブーツカバーがイイ!
せっかくカッパを着てスボンを雨から守っても、その雨粒が伝って足を濡らしてしまっては意味がない。そこでバイク用品のなかには、ブーツカバー(またはシューズカバー)という雨用グッズがある。靴の上からコンビニ袋を被せる方法もあるけど、これだと足を着いた際にとっても滑りやすい。やっぱり安全性を考えたら専用グッズを使いたい。


荷物を雨から守るには?

出発前から降雨がわかっているなら防水性能の高いバッグを使いたい!
スクーターなら、シート下に入れれば荷物を雨から守れるけど、収納部がないバイクだったり、そこに入らない量の荷物だったりすると、そうもいかない。出かける前から雨が降ることがわかっているなら、防水性の高いバッグを使うのがお薦めだ。もし、旅先で突然の雨に降られたら、カバンが濡れるのは諦めて、中身を何重かにしたビニール袋に入れてやれば、被害は最小限におさえられる。