Q&Aバイク探しの際によくある質問。ショップに行く前に必ず目を通しておこう。

ショップに行く前編

初めてのバイクを買うのだけれど、どの店に行ったらいいのか分かりません・・・

ショップは充実したバイクライフを送るのに欠かせない存在。自分に合ったすてきなパートナーを見つけたいものだ。なるべく多くの店に足を運び、店構えや雰囲気、整備スペース、スタッフの対応などを総合的に判断して永く付き合っていける店かどうか、まずはそこを確認してみよう。

お店選びが重要と言われますがお店選びのポイントってあるの?

1台1台程度が異なる中古車は、見た目が良くても「乗ったらすぐにトラブルが出た」なんてことが起こる可能性がある。そのため、多くの中古車販売店では、納車後〇〇km無料点検サービスや、〇ヶ月保証サービスといったアフターフォローの充実にチカラを入れている。反対に、そういった保証を外し、安価で車両を販売する販売店もある。どちらを選ぶかは、ユーザー次第なのである。

気に入ったバイクがあったのですが、お店に行くと既に売約済となっていました・・・

入荷日から、誌面やウェブにバイクが掲載されるまで、数日のタイムラグが生まれるもの。掲載する詳細情報の再確認や印刷に要する日数がそのタイムラグの要因。誌面やウェブで自分の条件に合うバイクを見つけたからといって、いきなり販売店を訪れてしまうと上記のようなトラブルが起こりやすい。販売店を訪れる前には、目当てのバイクがあるかどうか、事前に電話で確認しよう。(グーバイクで見たと言えばスムーズだ)

駐輪場が確保できないけどバイクが欲しい。どうすれば良い?

車庫証明の必要な自動車と違い、駐車スペースを確保せずに購入できるのはバイクの良いところ。とはいえ、駐車禁止区域における駐車は、バイクであっても違法行為にあたるし、せっかく購入したバイクを盗難から守る意味においても、駐車スペースの確保は必要だ。自宅やアパートに駐輪場のないユーザーは、グーバイクで検索できる駐輪場サービスや、販売店が行なっている預かりサービスを利用してはどうだろうか?

気になるバイクを遠方のお店で発見!購入の際に注意するポイントは?

通信販売に対応する販売店は年々増えているけれど、遠方の場合には写真やメールで詳細をやりとりするため、車両の程度が分かりづらい。また、購入後のアフターフォローも期待できない。さらに送料等の手数料がコスト増につながることもある。購入を決める前には、各販売店に問い合わせてさまざまな条件を確認しよう。また、バイクは通信販売でもクーリング・オフの対象外となる。

中古車を買うのですが、1日でも早く納車してほしい!
ショップに何か持っていくものはありますか?

まずは印鑑と購入に必用な代金。126cc以上のバイクは住民票も必要になる。ローンを組むのであれば、引き落とし口座の通帳と届出印・免許証等も必要になる。また、未成年の場合は両親(親権者)の同意も必要。いずれにしても事前に何が必要か、ショップに確認しておくと何度も足を運ばずにすむ。ただし、バイクは安い買い物ではないので、じっくり検討し後々後悔しないようにしたい。

バイクをチェック編

初めてのバイク選び。何に注意すればいいでしょうか?

中古バイクは1台として同じものはない。だから、同じ車種でも程度(バイクの状態)によって価格が異なる。外見だけで判断を下すことはできないが、それでも程度を見極めるひとつの助けになることは事実。さらに自動車公正取引協議会に加入している販売店ではプライスカードに加えて品質評価書も車両に添付されているので、それらをもとにバイクの程度を確認しよう。また独自のチェックシートを作って車両を比べるのもアリだ。

気に入ったバイクを見つけたけど表示された年式が違う??

販売店の店頭にならぶ中古車の年式は、車両の製造年度ではなく初度登録年を表示するのが業界のルール(二輪自動車公正競争規約)となっている。そのため、プライスカードの年式がイコール製造年もしくはモデルイヤーではない場合があるので注意しよう。それでも、気になったり不安に感じたりする場合は、臆すること無く店員さんに確認したほうが良いだろう。

バイクに「乗り出し価格」と貼ってあって「その金額がすべてです」と言われましたが・・・

「乗り出し〇〇万円」「コミコミ〇〇万円」「支払総額〇〇万円」等という表示。一見分かりやすいが、バイク本体の価格、整備代や登録代行料、保険や税金などの明細があいまいになってしまう部分がある。見積もり書等をもらい、支払いの内訳をチェックすることを忘れずに。クリアにならない(不透明な部分が多い)ようなら、購入の見送りまで考えるべきだ。

店舗の中古車両に付けられた、品質評価書の読み方を教えて!

自動車公正取引協議会の会員店が販売する車両には、それぞれのプライスカードに加えて、品質評価書が用意されている。この書類には、車両の各部(エンジン、足まわり、電気・保安、車体、外装)の状態が4段階評価(良好、要調整、要加修、要分解・交換)で明記されており、ユーザーでも簡単に状態が把握できるようになっている。その他わからないことは、お店の人に尋ねること。

中古車はプライスカードに提示された価格で買えないの?

まず始めにプライスカードに表示される価格には『現金販売価格』と『現金支払総額』の2つがあることを知っておきたい。どちらを表示するかは、その販売店のチョイス次第で、プライスの横に『現金販売価格』または『現金支払総額』と明記されている。「表記された金額と、請求金額が違う」なんてトラブルを避けるためにも、購入を考えたら見積書の作成をお願いしよう。

本気で買うつもりなんだけど中古車の試乗は無理ですか?

新型モデルの試乗車はよく見かけるが、バイクにはどうしたって“転倒”というリスクがつきまとうし、そもそも登録が一時抹消されている車両も多い。そういった理由から、中古の試乗車なんてまず無いと思って良い。ただし、事前にお願いしておけば、エンジンの始動だけならOKという販売店は多い。中古車と言ってもそれなりに出費はかさむもの。後々のトラブルを避ける意味でも、エンジンを始動させて調子を見極めたいものだ。

契約の前の・・・大詰め編

よく聞く「現状販売」という言葉どういう意味ですか?

店頭に展示してある状態で販売しますという意味。これは、納車前の整備や納車後の保証などが含まれていないという意味でもあり、相対的に車両価格は安くなる。だから、購入を決めた後、修理や整備を希望する場合は別途費用が必要になることをアタマに入れておいてほしい。現状販売の車両を契約する場合には、車両に不具合の表示や説明がなかったとしても事前に十分なチェックをしておこう。

グーポン対応店なのにグーポンが使えなかったんですが・・・

5000円相当の特典は5万円以上のバイクを購入した場合であることが条件。また必ず商談の前にグーポンの特典を確認しよう。商談後にグーポンを提示しても無効。

契約後、他の店で気に入ったバイクを発見。最初のバイクはキャンセルしたい……

まず契約は法律上の約束事なので、お客側の勝手な都合で一方的にキャンセル(解約)することは難しいということを覚えておこう。また、解約する際にはキャンセル料などが発生するので、手痛い出費にもつながりかねない。後々、後悔することのないよう、車両を購入する際には、あせらずじっくり選ぶことが大切だ。最終的な契約は、慎重に行いたいものである。

車両価格に消費税は含まれていないのですか?

車両本体の価格に掛かる消費税は、プライスカードに掲示された現金販売価格(車両本体価格)に含まれている。しかし、その場合でも、見積り(契約)時に発生する諸費用に対する消費税は含まれていないので、最終的に別途必要となる。不安のある場合は、見積書を作成してもらい詳細を確認するようにしよう。ちなみに税金や自賠責保険には消費税は掛けられていない。

新車には保証が付いていますが、中古車はどうなんでしょうか?

中古車にも保証はある。(保証付のマークがあるバイク)ただし、販売店が独自に設定している保証が大半で、その条件や内容もまちまち。期間ばかりを気にせず、保証書をよく読んで内容もしっかり把握しておこう(何が保証されて何が保証されないか等)。特に通信販売で契約する際は、販売店までバイクの持ち込みをしなければならないケースが大半なので、条件については必ず事前に確認しよう。

新車なのにメーカー保証が無い!そんなことってアリ?

メーカー直系の販売店では、海外でリコールがあった際にも対応したり、保証もそれぞれ独自のサービスを付けている。だが、それ以外の販売店で逆輸入車や、製造されてから長期未登録だった車両などを購入する場合は、購入した状態が新車であったとしても保証が受けられるとは限らない。購入した車両がメーカーの保証範囲内であるかどうかは、事前に確認をしておきたい。

店頭でいろいろ見ていたら心変わり。予算を大幅にオーバーしたのでローンを組みます・・・

ローンの利用自体に遠慮はいらない。ただし、支払計画はしっかり練る必用がある。基本は「少額を短期で返済」。頭金を少しでも多く入れて、ガソリン代や保険代も考慮しながら月々の支払額を設定しよう。24ヶ月以内でおさめれば、車検とかぶることもない。また、グーバイク購入チェックシートをプリントアウトして金利や支払条件等もしっかり確認しよう。

値引きは当たり前ですよね?中古車だってもちろん安くしてもらえますよね?

中古車は一台一台ショップが価格付けを行うので、値引きしてくれるかどうかはお店次第だ。ただし「現状(整備無)でいいから安くして欲しい」という交渉は、後々トラブルのもとにつながることもあるので、なるべく避けたい。

購入後のアフター編

購入後、バイクをカスタマイズしたい。どうしたらいい?

バイクは所有する楽しみ、走る楽しみ、カスタマイズする楽しみ等、楽しみ方も色々ですね!グーバイクではバイクを楽しむ人達への様々なサポートを用意している。好みのパーツを手に入れても、自分でパーツを取り付けられない場合サポートしてくれるお店も紹介している。

いつも調子のいい状態で乗りたいと思っています。
日常のメンテナンスについてアドバイスをください。

バイクは機械のかたまり。新車でも中古車でも乗りっぱなしは不調のもと。逆に、日頃からほんのちょっとでも気にかけてあげるただそれだけで気持ちいいバイクライフを送ることができるのだ。大切なのは状態の把握。実作業はショップに任せてもOKだ!特にタイヤの空気圧のチェックは見落としがちだが重要なチェックポイントのひとつ。

自賠責保険は義務なので加入しましたが、それだけでは心配なので任意保険も検討しています。
色々な種類・内容の保険があると聞きましたが、どうすればいいでしょうか?

誰だって、起こしたくて事故を起こすわけじゃない。しかし万一の、それこそが事故なのだから、絶対にありえないとは言いきれない。不幸にも加害者の立場になったとしたら、どうやって被害者に弁済していけばいいのだろうか。安心してバイクライフを楽しむためにも、この万一の事故に備えるということが重要。自賠責保険ではカバーしきれない部分に備える。それが任意保険だ。加入は購入したバイクショップに確認すれば教えてくれるが、グーバイクでも見積りがとれる。いずれにしても、万一のために備えておいた方がいいことは言うまでもない。