2019/09/09 15:22:05 更新サイクルショップ高井ホンダ・ディオ(2スト)エンジン不調
ホンダ・ディオ(2スト)AF18型の修理依頼で入庫しました。このディオは、初代モデルで1988年に発売になった車種ですね〜。!(^^)! 今では街で見かけなくなったモデルですが、現代の若者には珍しいモデルという事もあり、旧車ブームでレストアして乗っている方いるようです。お客様は、知り合いから譲り受けた車両で、段々とスピードが出なくなった!と持ち込まれました。エンジン始動した瞬間・・・「排気の詰まりだ!」と、マフラーの出口からは弱弱しい排気圧が出るだけでした。少しずつですが、マフラーを温めながら、空ぶかしさせ、マフラーの中に溜まったオイルの燃えカスのドロドロを排出。徐々に白煙とドベドベ燃えカスも少なくなり、調子が出てきました。昔はマフラーをバーナーで炙って中を綺麗に焼け切ったものです。2スト車は、エンジンオイルとガソリンが混ざって燃えて走る「混合ガソリン車」です。30km/hの速度制限のある原付は、綺麗にオイルが燃えすにマフラーで溜まるんです。売る側としてはコンプライアンスに違反しますので、スピードを出して走って!と大きな声で言えませんが・・・ねぇ。(^^ゞ これも2スト車の宿命です。
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