2019/08/07 15:49:03 更新フュージョン オートキャンセルウインカーのトラブル修理は普通のと違ってたいそうややこしくて草ホンダ フュージョン タイプX
巷でずいぶん見かけなくなったフュージョンX、ウインカーの調子が悪いと入庫。 左は点くが、右は点かない・・ ハンドルを切ると左も消える・・等 普通のウインカー回路なら簡単なところですが、フュージョンのオートキャンセルウインカーは、 実はかなり複雑なシステムになっていて、リレー・スイッチ・アングルセンサーと原因となる要素が多岐にわたります・・


フロントカバー内左側に、リレーやコネクターが集中しています。 ホンダの古いモデルに使われている集中コネクターは、構造としてはは合理的なんですが、 修理の際にはとても厄介・・ またウインカースイッチも通常の物より複雑な構造になっています。 オートキャンセルウインカーの故障探求はホントに厄介(TT)

スイッチボックスの分解確認、アングルセンサーと順にみていき、 アングルセンサーのコネクター内の接触不良、スイッチボックスハーネスの断線疑惑に行き着き〜



保護チューブを切開して中を確認したところ〜大量に断線中(^^;

全く点灯しなかった右ウインカーの+線にいたっては、外見無傷で被膜の中でこっそり断線・・ こんなこともままあるので、疑わしい配線は全てカットして継ぎ直します。


断線の原因は、社外バーハンドルキットに交換した際に、ノーマルのハーネスの取り回しが悪くなり 折れ癖がついてしまったことによります。 アングルセンサーのコネクターも、ハンドルを切るたびに斜めに力が加わり、接点が変形してしまったことによる接触不良でした。

配線修理と、取り回し変更、作動確認で修理完了です! 結果的に今回は配線の不良でしたが、オートキャンセルウインカーの場合故障の原因が複数考えられるので、 一般的な構造のものより手間がかかり大変です。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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ウインカー作動不良修理 | 1 | 12,000 | 12,000 | 課税 | 修理 |
課税-小計(①) | 12,000円 |
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消費税(②) | 960円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 0円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 12,960円 |
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対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ホンダ