2024/08/21 00:20:18 更新ZRX 冷却水がサブタンクからオーバーフロー!の修理。【北九州市】カワサキ ZRX400-Ⅱ
ある日、冷却水が漏れたので修理してほしいとご依頼を受けました。 積載車でレッカーしに行ってきました。 リアタイヤに冷却水が付いています。 お店に戻り、サブタンクを見るとパンパンでした。 ファンスイッチに繋がっている配線を短絡させるとファンは回ります。 そのままエンジンをかけてアイドリングで少し様子をみてみますが、ファンは回りません。 (もう回ってもいいころなんだけど。。。)と思いながらも回りません。 エンジンを止めて、冷まします。 その後、冷却水を抜いてファンスイッチを外し、単体テストを行います。 98℃くらいから103℃くらいで導通するハズですが、いつまで経っても導通しません。 ということで、ファンスイッチを交換します。 これでしっかりファンも回り、修理完了となる予定です。 ・ ・ ・
ところが、冷却水を入れて、エア抜きをしていると、サーモスタットの下から滲んでます。

仕方ないので開けてみると、Oリングが無く、液体ガスケットで接着されてました。 そして、サーモスタットも装着されてません。。。




明日からお盆休みに入ります。。。 だから今日中に返してあげたい! 在庫のバイクで同じ部品を使っているのがありましたので、移植します!

もちろんサーモスタットも装着済みですし、正常に動作します。 水温センサーは外して、もともとのセンサーを取り付けます。 その後、漏れもなくなり、新品ファンスイッチでファンも回り、ようやく修理完了です。 持ち主様に伺いましたが、サーモの事は知らなかったそうです、つまり買った時からその状態だったようです。 たまたま、漏れて、予想外の不具合を発見できて良かったです。 ありがとうございました。