2023/10/12 21:57:28 更新W650 継続検査(車検)、行ってきました!カワサキ W650

東大阪市にお仕事で来られている方から、W650の車検ご依頼いただきました。 もともとのオーナー様が乗らずに約5年間、倉庫で保管していた車両を口説いて譲り受けたそうです

不動だったので、キャブレターの分解清掃とホース類の交換、バッテリー交換、燃料タンクからのガソリン滲みを修理して、エンジンオイル・フィルター交換したら、エンジンは絶好調となったので、本格的な定期点検を行います。


フロントブレーキのシールやマスターピストン、ブレーキホースを交換 ゴムは時間と共に劣化するので、定期的な交換は必須です。 劣化したシールでは正しいロールバック量が保てません。引きずりの原因になります。 ピストンの揉み出しも大事ですが、それはシールが正しくピストンをロールバックさせていることが大前提です。

そうそう、エンジンオイルフィルターは純正部品の一択! 社外品は「取り付けれる」だけで対応機種となっているケースも多いですよ!ご注意ください


W650のドラム式リアブレーキを分解して点検。 さずがに5年間も乗っていないと、いくら車庫保管でも錆ていましたね。 清掃と摺動部のグリスアップを行いますが、乗り始めはブレーキ鳴きが酷そうです。

こちらのW650は2001年式なので、排気ガス規制の対象車。 CO/HCテスターで測定しました。CO・0.46%、HC・63ppmと触媒も絶好調です。 カワサキに入社した30数年前は諸先輩方からエンジン音でアイドリング時の「濃い」「薄い」を判断し、パイロットスクリューでガソリンのボリュームを調整するように丁重な指導(今のご時世だと・・・笑)頂いたものですが、テスターってすごいです、殴られないです!

24ヵ月の定期点検整備も完了し、陸運局に持ち込み継続検査を受けて、晴れて検査有効期間が更新されました。

検査前に点検整備を実施しているので、整備記録簿を貼付して持ち込み検査を受検しています。 当店は「認証整備工場」なので、検査証記録事項の備考欄に[受検形態]認証整備工場と記載されます。

綺麗に洗車し、作業でどうしても付いてしまう汚れを綺麗に落としてお客様へお引渡しです。 作業の内容は進捗状況と合わせて画像で報告していますが、改めて内容を報告・ご説明させていただきました。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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車検整備 | 1 | 39,600 | 39,600 | 税込み | 法定整備 |
重量税 | 1 | 5,000 | 5,000 | 非課税 | |
検査印紙代 | 1 | 1,800 | 1,800 | 非課税 | |
自賠責保険(25ヵ月) | 1 | 8,910 | 8,910 | 非課税 | |
エンジンオイル | 3 | 1,320 | 3,695 | 課税 | 交換 |
オイルフィルター | 1 | 1,408 | 1,408 | 課税 | 交換 |
キャブレター分解清掃 | 1 | 13,200 | 13,200 | 課税 | 修理 |
フロントブレーキ、シール交換一式 | 1 | 6,600 | 6,600 | 課税 | 交換 |
ブレーキ関連部品一式 | 1 | 11,880 | 11,880 | 課税 | 交換 |
課税-小計(①) | 36,783円 |
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消費税(②) | 3,678円 |
税込み-小計(③) | 39,600円 |
消費税 | 3,600円 |
非課税-小計(④) | 15,710円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 95,771円 |
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