CRM80(HD12)ブレーキのオーバーホール(バイクショップ ラリマーの作業実績 2023/09/12)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

バイクショップ ラリマー 長年、カワサキ販売会社で技術部門に勤めた経験と知識を生かし、ライダーの皆さんが安全に人生の彩としてバイクライフを満喫できるお手伝いが出来ればとオープンしたお店です。ベテランライダーは勿論、初心者の方も、是非、あなたの夢と希望をお聞かせください。

2023/09/12 20:31:32 更新CRM80(HD12)ブレーキのオーバーホールホンダ CRM80

作業実施日 2023/09/12

東大阪市にある当店の近くにお住まいの方から、定期点検でご入庫いただきました。 こちらのCRM80、フロントブレーキの引きずりが起こっていました。 スライドのピンもグリス切れで固着していましたが、ピストンも動かない状態。ピストンを押し出すと錆が発生していました。 こうなるとピストン交換ですね。

ピストンシールどころか、ブレーキフルード(所謂、ブレーキオイルね)も交換されていなかったのでしょう。かなり劣化したフルードが出てきました。

マスターシリンダーのリザーバタンクにもゼリー状の堆積物が溜まってしまっています。

左が車両から外したピストンとシール類。右が新品。

マスターシリンダーも分解し、清掃後にピストンとシール交換しました。

ダストを清掃しグリスアップを行い、ブレーキフルード充填しエア抜きをして作業完了です。 フロントブレーキの引きずりは解消しました。 ブレーキが引きずっていると、押し歩きでも重たいし、燃費も悪くなりますよね。ブレーキパッドもブレーキディスクも減るし。過熱してべーパー発生やフェード現象の原因にもなり、危険ですよね。 ブレーキフルードは空気中の水分を吸い、時間の経過と共に劣化しますので乗っていなくても2年に一回は交換しましょう。ゴムも劣化しますので、シール類も4年に一回は交換です。 水分を含んだブレーキフルードはブレーキ内部の錆の発生原因になりますので、長期間交換していないと思わぬトラブルに発展します。特に昨今のABS付きは要注意です。 「新車で買って、まだ間もないから大丈夫」「普通に走っている」「日本のバイクは壊れない」「定期点検なんてバイク屋が儲けたいだけ」・・・そんな事ないですよ! 車検のない250cc以下のバイクでも定期点検は必要です。ブレーキは特に定期的なメンテナンスを行うようにしましょうね!

費用
総額(消費税込)
18,544円
項目数量単価(円)金額(円)消費税区分
フロントブレーキキャリパーピストン11,8811,881税込み 交換
キャリパシール1572572税込み 交換
マスターピストンkit12,6072,607税込み 交換
その他ショートパーツ12,0442,044税込み 交換
ブレーキフルード DOT411,5401,540税込み 交換
フロントキャリパ分解清掃15,5005,500税込み
フロントマスター分解清掃14,4004,400税込み
課税-小計(①)0円
消費税(②)0円
税込み-小計(③)18,544円
消費税1,685円
非課税-小計(④)0円
値引き(⑤)0円
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤)18,544円
対象車両情報
メーカー・ブランド
ホンダ
車種
CRM80
作業時間目安

2時間

作業実績タグ

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レビュー

5.0

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