エンジン腰上オーバーホール&車体整備1993年式FXSTS 2/2(リグニス広島/45Degreeの作業実績 2018/09/24)|バイクの整備・メンテナンス・修理店を探すなら【グーバイク(GooBike)】

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2018/11/01 11:33:48 更新エンジン腰上オーバーホール&車体整備1993年式FXSTS 2/2ハーレーダビッドソン FXSTS スプリンガーソフテイル

作業実施日 2015/03/24

前回でエンジンまで完成した93y FXSTSです。次はエンジン以外のシャーシ周りを。

レギュレータ交換。安物の大陸メイド製レギュレータはイタイ目に遭いやすく、アレを一度経験されると笑いが出るほどおかしくて、「二度と使うか!」とやや興奮気味に目を逆三角形にして思うものです。安物買いの大銭失いとはこのこと。発電機で作られた交流を直流に変換して供給する整流装置は安定のメーカー製を選びたいもの。 さて、レギュレータ。発電しすぎた場合でもレギュレータ内で熱として消費されることで電圧の安定化を行い、電気の送りすぎも防いでいるのがコレ。熱いオイルタンクに囲われて置かれているバッテリーが特徴的なソフテイル向けの低電圧タイプをチョイスで発電供給によるバッテリーの発熱を抑えてくれます。もちろんダイナ・スポなどはこれに該当しないので、低電圧タイプではありません。

こちら、ベルトですが、難あり。

ホイールのインチアップにより18インチ化され、パターンや用途を見るとメッツラーME880の150/80-18位しか選びようが無い・・・という結論ではありますが、ベルトとタイアが接触している事もあり。「細ベルト化しましょう」とご提案。

2時減速比は同一のまま、細ベルト化致しました。 結果、タイアとベルトの間隔は5ミリほど確保出来ました。

当然プーリーも細ベルト対応のものに交換で。

プーリー交換時に取り付けボルトの短さが気になり、オーナーさんに連絡。交換となりました。

リアのホイールベアリングが気になる・・とのことで。以前フロントのホイールベアリングが逝ってしまったとか。みてみれば、なるほどの理由。このホイール、交換されてますが、気をつけないとアブナイ・アブナイ。

こちら、ベアリング。ティッシュでふき取ると真っ赤な滲みが出来たので念のためを思い交換としました

次にリアキャリパーに移るも腐食が原因でぐっしょりなご様子。

こういうときに役立つのが45常設のメディ〜。 メカニックの方々なら、これが手作業では不可能なのはお解りの事でしょう。

ブレーキフルード交換やエア抜き時に使う「ブリーダーバブル」も交換。

キャリパーO/H後 リアブレーキをポンプするもフルードが送られてない・・・マスターもダメになってます。結局リアブレーキはキャリパーとマスターシリンダーともにオーバーホールとなった。

ダイナSイグニッション センサー&コイルを交換。旧型から新型になりますね。

キャブレターもオーバーホール

一通り完成に見えますが、マダマダ。

次はフロント。フロントはキャリパーのO/HのみでOKでした。(写真無し) オーナーさんから、フロントのブレーキラインを「ええがいにしてくれ」という事で。 黒いブレーキラインを用いてスッキリ短く作りなおしました。

スフェリカルジョイントのグリースアップ。グリース切れなる寸前で危ういところでした。部品交換したら軽く5万以上しますからね、よかったよかった。 以上で主な作業は終了。 納車に向けて洗車・点検してまいります。

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