2020/04/25 14:45:40 更新ドゥカティ1199パニガーレにブレンボレーシングマスターを取り付けました。ドゥカティ 1199パニガーレR
この度、お客様からの依頼で1199パニガーレRにブレンボのレーシングのブレーキマスターとクラッチマスターの取り付けを依頼されました。正直もっと簡単に着くのかと思いましたがブレーキに関していえばレーシングマスターはホルダーの厚みがあるのとノーマルのアクセルホルダーと右側のスイッチの幅が広くてそのままでは着きません。 その為方法としては、DucaBike製の右側スイッチに交換して幅を減らすか、JetPrime製のアクセルハウジングにスイッチがついたものにするかの選択となりJetPrime製のアクセルハウジングという選択肢になりました。


しかしながら心配なことがあったのが、フライバイワイヤーの為ノーマルのアクセルホルダーを分解して大丈夫かという事でした。そこに関しては今回フクダテクニカさんとdp-TECさんにアドバイスをいただいてJetPrime製のアクセルハウジングはノーマルのコントロールユニットをそのまま付け替えるのが解り安心して交換しました。それと純正ハンドルバーにはブレーキとクラッチのマスターの位置固定用の凸部分が邪魔なため削り取る作業が必要になります。 それとレーシングマスターなので当然ブレーキスイッチやクラッチスイッチが着かないので今回はコーケンさんのスイッチを付けました。非常に精巧な作りでびっくりです。 あとはリザーブタンクの取り付け方法で、これがスペースと、ハンドルを切った際のクリアランスに非常に制約があるので汎用のステンレス製のステーを曲げて使用しました。


今回のお客様の要望がノーマルの、少しのタッチでもガツンと効くブレーキをもっとコントローラブルにしたいというにことでマスターのサイズを19X16というあまり使わないサイズにしました。スポンジーにならないか心配でしたが、試乗してみたところタッチが非常によくお客様も満足の仕上がりになりました。
ここで今回の新型コロナウイルス感染拡大予防の為の当店の取り組み方ですが、3密を防ぐために寒さなどではお客様にはご迷惑をおかけしますが扉は解放させていただいております。幸い当店は店内が広いので換気は良いかと思います。それとカウンターの椅子を少なくして隣の方との間隔を広くしました。


それとスタッフはマスク装着を義務として作業後の車両は手を触れる部分の消毒を行うようにしております。そうはいっても正直地方のお客様はまだまだコロナウイルスに対しての認識が甘いところがありますので、週末とかの来店が結構多く心配なので閉店時間を1時間繰り上げてPM6:30とさせていただきますことをご了承願います。

対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ドゥカティ