2020/04/16 09:33:00 更新アドレスV125G いろいろ修理 駆動系の部スズキ アドレスV125G
日々配達で酷使されているアドレスV125G、リアタイヤがロックして転がらなくなったとのことでレッカー搬送されてきました。

ブレーキの固着は無かったため、駆動系を開けてみますと、ほどなく答えは見つかりました。 遠心クラッチを固定しているナットが緩んでアウターに接触してしまっていたのが原因でしたが・・


ドリブンプーリーのオイルシールが外れ、封入されていた摺動部のグリスはカラカラ、 スリーブが削れてもうガタガタに・・・(TT) まるっと全部交換ですが、ここの部品はASSYででませんので、 パーツ入荷後、ベアリングなどの組み込み作業が必要になります。





ベアリングなんて再使用することないんだから、組み込んだ状態で出荷してくれればいいのに・・・ と、いつも思いますが、少しでもバイク屋さんの手間賃を増やしてあげようという メーカーの親切心ととらえておきます(笑) このドリブンフェイスのドン付きに組んである小さなベアリングはダメになりやすく、 よくリアホイールを回した時にゴロゴロ言っているのはここです(^^; 交換にはいろいろサイズの合った道具と技術が必要なので、一般の方が見様見真似で作業するのはお勧めしません。


かくして、リアホイールはスムーズに回転するようになり、 気持ちよく試乗に行こうとエンジンをかけたところ、 なんだか不穏な気配が・・・😟 (修理依頼はリアホイールのロックだけでした) 事件は想像以上の広がりを見せるのであった・・ 続く
対象車両情報
作業時間目安
1時間