2020/01/19 18:50:58 更新BMW R80GS エンジンオイル漏れ修理BMW R80GS
作業実施日 2020/01/19
本日はBMW R80GSのエンジンオイル漏れ修理を紹介いたします。


このようにエンジン下部のパッキン部やヘッドカバーからオイルが滲んでしまっている状態でしたので、パッキンを交換していきます。 オイル漏れやにじみなどは車両火災などを引き起こす場合もありますので、早急に直すことを奨めます。



マフラーやプラグを取ってシリンダーを外します。 古いボクサーエンジンは整備性がとてもいいです。整備士的にはこれほど嬉しいことはありません。


外したブロックをまた分解して、つなぎ目にあるパッキンを交換します。


古いパッキンをはがしたらエンジンの表面を丁寧に綺麗にして、新しい物をつけます。

エンジン下部のゴムも交換です。 このエンジンの宿命ですが、この部分からオイルが漏れることがよくあります。

左右のエンジン共にパッキンを交換したら、トルク管理をしっかりしながら組み付けて、バルブクリアランスなどの調整をして試乗確認、漏れ確認ののち終了になります。 写真が少ないので簡単に見えますが実際はそれなりの時間がかかりました。