2018/11/02 15:58:53 更新03Y FXDL / オーバーホールと車検2ハーレーダビッドソン FXDL ローライダー

車検で、エンジン分解まで・・とは、どういう状態かをご覧にいれます。 これは、エンジンを下部から覗いた状態です。



クランクケースの合わせ目から、漏れ出しています。しかも、結構漏れ出している。 これを治すのは、ケース合わせ目の、シール剤をやり直す必要があり。ケースを割らないといけません・・・。

こういう状態ですね。大作業です!

ということで、大作業開始、となります。

エンジン、ぽーん!と降ろし

ここから漏れていたんですね。よしよし。想定内。

T/M側はこのような。

オイルホースも13年経てば、がばがば。

やっぱり新しいゴムよ、というわけで。

おNEW✨

クランクケースをカッポーんと割って。出てきました フライホイール。

新しく入れるフライホイールっ。

純正がこのような形状に対し

今回のフライホイールは、こうなっています。 クランクピンのくぼみが、純正のように、凹んでいないのは、凹んでいるところに、少し外径の大きなプラグを圧入してあるからです。そうすることで、さらに、外側に向けて強い圧力を生じさすことで、より、クランクピンが動きにくいよう工夫されています。ツインカムエンジンの、泣き所をこれで解消出来るのです。よく、熔接と比較されますが、通常の使用ならこの仕様で十分過ぎるほどです。

ピストン・オイルジェットですね。ツインカムエンジンから標準です。

開けて確認。というのも・・

純正エンジンでは、組み立て時にシリコン系のシーリング剤を用いており。

コイツが悪さをするのです。たまーに、オイルジェットを詰まらせています。 つづきます。
対象車両情報
- メーカー・ブランド
- ハーレーダビッドソン