バイクを動かそうとエンジンをかけようとしたところ､キュンキュンというセルモーターの音が弱々しくなっていってエンジンがかからなくなり､そのご２〜３ヶ月放置してから､レッカーでの入庫になりました｡ 　バッテリーの寿命は使用状況にもよりますが､２年ほどと言われております｡この車両は長い間バッテリーを交換していなかったようなので､新品のバッテリーに交換いたしました｡新品のバッテリーの電圧を測っている理由は､電装系に異常がないかを確認しているためです｡ 　新品のバッテリーの正常な電圧値は､アクセルをふかした状態で14,5V±5V と言われております｡正常値の電圧でない場合､電装系に問題があるため､バッテリーがすぐにあがってしまう､あるいはなんらかのトラブルが発生する恐れがあります｡今回は異常な電圧値ではなかったので､電装系の問題はありませんでした｡

　また､オイル交換もいたしました｡エンジンオイルはエンジンの中で大変重要なものです｡しかしながら､エンジンを使えば使うほどエンジンオイルは劣化していきます｡劣化した状態で乗り続けると最悪エンジン本体が壊れてしまい､高額な修理費用が発生するので､エンジノイルはマメに､定期的に交換をしましょう｡ 　さらにエンジンの燃焼室で着火させて動力を発生させるプラグという部品も交換しました｡このプラグという部品は､エンジンの燃焼室で常に高温にさらされている部品であるので､段々と先端部分が減ってきます｡そうなるとアイドリング不調･燃費の悪化･加速性能の低下･始動性の悪化など様々な問題が起こります｡エンジンオイルほどの交換サイクルは必要としませんが､こちらも消耗品なので､定期的に交換するようにオススメいたしております｡

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