2018/09/28 14:06:20 更新ヤマハ SRX400―4型 フルレストア カスタム フレーム塗装ヤマハ SRX400
ヤマハのSRX400(4型)をフルレストア&フルカスタムするプロジェクトの作業実績になります。 レストア開始~最終仕上げまでは結構時間が掛かりましたが、オーナー様がいた訳ではなく 通常作業の合間に行った結果です。※非常に満足できる仕上がりで、後日、購入したいというユーザー様が現れ、ご購入いただきました!)
まずはフレームです。左がが塗装前、右が塗装後の画像になります

フレームはダイヤモンドコートでの塗装をしました。パウダーコート(粉体塗装)よりも上と言われだけあって、仕上がりは非常に美しいです!ダイヤモンドコートは飛び石などによる塗装の剥離も考えられず、耐久性も非常に優れております。もちろん、艶・輝きなどの仕上がりには文句の付けようがありません!
リアのマスターシリンダー、リアキャリパーはサンドブラストの後に、再塗装。マスターシリンダーは完成車をイメージして赤に。キャリパーの方はボルトをステンレスのテーパーに変更しました。小さな拘りですが、ポイントです!

ホイールも塗装を行います。 塗装をする前に、欠かせないのが下処理です。左が作業前の画像です。腐食が多く出ています。右が作業後の画像です。塗装を一回剥離し、耐水ペーパーで磨きます。とても地味な作業ですが、塗装の仕上がりに影響しますので、手を抜けない作業です。 下処理が終わったのちに、ようやく塗装です。

塗装後の画像がこちらです。非常にきれいな仕上がりです。半艶のブラックにて仕上げています。足回りが一通り完成し、少しづつ組み上げに取り掛かることができます。


SRXの場合、テールのカウル強度に非常に不安があります。これは、テールカウルの先端が分割になっており割れてしまう事が多々あります。SRXにありがちな症状です。この強度を出すために、テールカウルの加工をします。はんだごて等で溶かし、分割部分を一体化し、ひねりを加えて強度を確認します。問題ないことを確認できれば、下処理をして塗装します。
また、ウインカーにおいては、ステーなどで飛び出して、仕上がりのバランスを損なう事の無いように、フレームへの直付け&カウルの加工を行い、まとめました。

エンジン回りも組み上げていきます。 左がヘッドカバーの加工前、右がデイトナのリフティング塗装後です その下が組み上げた画像になります。


その他、細かいところをあげるときりがないのですが、 メーターパネルを今回はチタンカラーに塗装、テール廻りのフェンダーレス化(※ナンバーは新基準の45度を違反しないように角度に注意する必要があります)。シートのカスタムなどなど。。。本当に上げたらキリがありません。 詳細は、SP4のホームページにて紹介していますので、是非、そちらもご覧ください!

こちらが完成車両です!

江戸川区のSP4ではSRXのレストア、カスタム等得意としております。完成車販売もしておりますので、SRXでお困りの際にはお気軽にご連絡下さい!