2019/09/14 00:46:43 更新タイヤの空気がすぐに抜けてしまうシグナスXの修理 ホイール修正とタイヤ交換ヤマハ シグナスX SR
こちらは今日修理で入庫したヤマハ シグナスXです。 後輪の空気がすぐに抜けてしまうとの事でお預かりしました。 タイヤも磨耗していたため交換します。

ホイールリムからエア漏れを発見したのですが、タイヤを外してみるとリムに不思議なキズがたくさん入っています。 何かで削ったか引っ掻いたような傷です。なんだこれ????

エア漏れしていたのは一番深いキズ部分でした。 このまま新しいタイヤを組みつけても再びエア漏れするのは明らかなため、サンドペーパーで研磨する事に。

リム全体をチェックしていて分かったのですが、どうやらホイール(アルミの鋳物)を成型した時の継ぎ目に出来たバリを削る工程でこのキズが付いたようです。 バリがそのままの方がまだマシな気がします・・・ 工作機械の精度が悪いのか作業員のミスなのか分かりませんが、結局リムのほとんどを研磨し、エア漏れ防止処置を施してようやく作業完了しました。

こちらのシグナスXは台湾仕様の並行輸入車です。 国内ヤマハで正規販売されている車両(日本仕様)に比べて若干パワーがあり車体価格も安いのですが、二年間のメーカー保証やリコールの対象にはなりません。 ちなみに国内仕様車もこれまで何度もタイヤ交換しましたが、こんな状態のホイールはまだ見た事がありません。 今思えば塗装膜も国内仕様の方が厚みがあったように思います。 国内仕様も台湾の工場で製造されていますが、もしかすると部品の調達ルートや生産ラインが違うのかもしれませんね。 以前バイク以外の物で聞いたお話しですが、同じラインで生産されたものでも出来の良いA級品は日本向けでB級品は他国向けなどと仕分ける事があるそうです。 それだけ日本製品と日本の消費者の求める品質は高い、という事でしょうね。
費用
項目 | 数量 | 単価(円) | 金額(円) | 消費税 | 区分 |
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後輪タイヤ交換 | 1 | 8,500 | 8,500 | 非課税 | |
ホイール修正 | 1 | 2,500 | 2,500 | 非課税 |
課税-小計(①) | 0円 |
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消費税(②) | 0円 |
税込み-小計(③) | 0円 |
消費税 | 0円 |
非課税-小計(④) | 11,000円 |
値引き(⑤) | 0円 |
総額(消費税込)(①+②+③+④+⑤) | 11,000円 |
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対象車両情報
作業時間目安
1時間30分