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バイクのクラッチが固着する原因と修理方法

購入してから年数が経ったバイクや数カ月乗らなかったバイクを動かした時、ギアをニュートラルから1速に入れた瞬間、エンストすることがあります。せっかく乗ろうと思ったのに、これでは危なくて運転できません。エンストを直して発進、といきたいところですが、原因がわからなければ直せないですよね。そこで今回は、バイクのクラッチが固着する原因と対策、修理方法についてご説明します。

バイクのクラッチが固着する原因

クラッチが固着する原因はオイルです。長期間使っていないバイクのエンジオイルやガソリンが劣化し、クラッチプレートを傷ませてしまいます。

また、年数が経っているバイクも、これまでの長年の使用によりクラッチが劣化します。クラッチを入れた時にクラッチプレートが固着してしまいます。

その結果、エンストを引き起こしバイクが動かせなくなってしまいます。また、この状態が続くとバッテリーが上がる原因になることもあります。このようにオイルが原因で、クラッチが固着したり、バッテリーにも悪影響を及ぼしたりしてしまいます。

バイクのクラッチが固着しないための対策

バイクのクラッチが固着しないための対策

クラッチが固着しないための対策は、「バイクの保管時にはオイルを抜く」こと。そして、「クラッチレバーを切る」ことです。

オイルには使用期限があります。使用期限を過ぎれば、徐々にオイルが劣化し、固着しやすくなってしまいます。そのため、長期間バイクを保管する場合は、オイルの使用期限を上回るようなら抜き、固着しないようにしましょう。

そして万が一のことも考え、クラッチレバーは切り、タイラップで固定してください。

年数が経っているバイクに関しては、劣化している部品は交換するようにしましょう。

バイクのクラッチが固着した時の修理方法

上記のように注意していても、クラッチが固着するかもしれません。その時は「ニュートラル状態で10分ほどアイドリング」すれば直せます。エンジンの温度が低いとオイルの粘度は上がります。そのため、エンジンを温めればオイルの粘度も下がり、クラッチが離れやすくなるということです。

また、無理やり固着を外すことはできますが、クラッチプレートを大きく傷めてしまうため、上記のようにゆっくりオイルの粘度を下げて、確実に外せるようにしましょう。

まとめ

バイクのクラッチが固着しエンストすると、バッテリーにも負担をかける上に、発進できなくなります。クラッチの固着は、バイクに長期間乗っていないと起こる現象なので、久しぶりに動かす場合は注意してください。また、バイクを長期間保管するなら、オイルを抜いて固着しないよう対策をとっておきましょう。

本記事は、2018年9月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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