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【バイク】レギュレーターが故障した際の症状とテスターの使い方

バイクにおいて、発電した電気をバッテリーに安定供給させるレギュレーター。レギュレーターが故障してしまうと、バッテリーに電気が供給されず、様々なトラブルが発生します。ここでは、レギュレーターが故障した場合の症状と点検方法についてご紹介しましょう。

レギュレーターが故障した際の症状と原因

レギュレーターの故障により、以下の症状が発生します。

  • バッテリーの液漏れ
  • ヘッドライトが切れやすくなる
  • 充電が行われない など

故障が発生する原因は次の通りです。

  • レギュレーターのパンク
  • レギュレーターの劣化 など

異常が発生した場合は、速やかにレギュレーターを交換する必要があります。

レギュレーターの交換方法

レギュレーターの交換方法

レギュレーターはバイクによって取り付け箇所が違います。取り外し方法は、周辺のパーツとコネクタを取り外すだけなので難しくありません。また、取り付けも逆の手順で行えます。なお、交換費用は車種や使用するレギュレーターによって変化します。

  • レギュレーター…2,000円~13,000円程度

バイクショップでは、レギュレーターの部品費用に工賃を合わせた額で交換してもらえるでしょう。

テスターを使って点検とメンテナンス

レギュレーターに異常がないかを調べるには、テスターが必須です。テスターは以下の特徴があります。

  • 赤(プラス)と黒(マイナス)のリード棒がある
  • 電圧や電流、抵抗を測定できる

バイクの電装系でも、赤がプラス側、黒がマイナス側とはっきり分かれています。このような色との関連性を把握していなければ、テスターを壊す原因となるので注意が必要です。レギュレーターの点検では、テスターで電圧を測ります。

測定方法

  1. テスターのレンジを電圧(V)が測れる直流DCに合わせる
  2. バッテリーのプラス側(赤)とマイナス側(黒)を正確につなげる
  3. 13.5V~15Vを目安として安定するかを確認する

注意点

  • 電圧のレンジを測定する適切な数値に合わせる(バッテリーの場合50位が目安)
  • 電圧のレンジを小さい数値に合わせて測定するとテスターが故障する可能性がある
  • 故障の原因になるためリード棒を当てたままレンジを切り替えない

通常のバッテリーの電圧は以下の範囲で推移します。

  • バッテリーの正常な電圧値…13.5V~15V(車種により違いあり)

アクセルを回しても、レギュレーターが正常であれば余分な電気を熱エネルギーに変換するため、過剰電圧になることはありません。電圧が正常な値よりもずれている場合は、レギュレーターなどに異常が発生している可能性があります。

まとめ

  • 充電ができない場合やヘッドライトが切れやすい場合はレギュレーター故障の可能性あり
  • レギュレーター代2,000円~13,000円程度と工賃を払えば交換してもらえる
  • レギュレーターの故障を見極めるにはテスターが必須で使い方を把握しておく必要がある
  • バッテリーの正常な電圧値は13.5V~15V
  • 電圧値が正常な値からずれている場合はレギュレーターが故障している可能性がある

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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