フルカウルのバイクはメンテが面倒?メンテ方法まとめ
かっこいい見た目と空気抵抗の削減を両立したフルカウルですが、バイク全体が覆われているためにメンテナンスが面倒だという意見があります。実際のところ、どのくらい面倒なのでしょうか?また、フルカウルのバイクはどのようにメンテすればいいのでしょうか?
このページでは、「フルカウルバイクのメンテナンス」について解説していきます。
バイクのフルカウルとは

カウルとは、バイクの空気抵抗を削減するために車体を覆うように装着されるパーツのことをいいます。フルカウルは全体が覆われているレーシングバイクのような見た目をしていますが、他にも一部だけカウルのあるハーフカウルやビキニカウルなどがあります。
カウルのないネイキッドバイクがあることからも必ず必要なパーツとは言い切れませんが、人間が風を直接受けないため、装着したほうが運転は楽になります。
バイクのフルカウルはメンテが面倒!?
さて、本題である「フルカウルはメンテが面倒かどうか」ですが、結論としては作業によるといえます。というのも、基本的なメンテナンスである洗車に関してはカウルがあったほうが返って楽だからです。カウルがないとエンジンやフレームなどの入り組んだ部分まで洗車しなければなりませんが、カウルがあればサッと一拭きでピカピカです。
ただし、カウル内にあるパーツを交換・メンテするような場合は確かに面倒です。プラグ交換1つとってもカウルを外す必要があります。
フルカウルのバイクのメンテ方法
フルカウルバイクのメンテナンス方法ですが、基本的にはメンテ部分にアクセスできるようにカウルを外すことが必要になります。外したいカウルを留めているネジを外せばカウルは取り外せるので、ネジの箇所を見極めて丁寧にカウルを外していきましょう。
また、カウルそのもののメンテナンスとしては、基本的には綺麗に洗車してワックスなどコーティングを施しておけば十分です。もし傷ついてしまった場合でも、ある程度の傷までなら補修することができます。
浅い傷であれば、コンパウンドやメラミンスポンジ(激落ちくんなど)を用いて磨いていけばほとんど元通りになるでしょう。深い傷の場合は必要に応じてタッチアップ塗装やスプレー塗装を行いましょう。
かなりのダメージがある場合はカウルを交換してしまったほうが良い場合もありますので、バイクショップへ相談してみることをおすすめします。
まとめ
本記事は、2019年9月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。