バイクのスイッチボックスが固いときはメンテしよう!メンテ方法&注意点まとめ
バイクのスイッチボックスはよく触れるパーツでありながら、メンテの際にケアを忘れがちな部分でもあります。スイッチが固かったり、押しにくかったりする際は、スイッチボックスを取り外してメンテを行なってみましょう。
今回は、「バイクのスイッチボックスのメンテ方法&メンテ時の注意点」についてご紹介しています。
バイクのスイッチボックスとは
バイクのスイッチボックスとは、バイクのハンドル部分についているスイッチのことです。「ハンドルスイッチ」と呼ばれることもあります。
スイッチボックスは通常バイクのハンドルの左右両方についており、種類によってスイッチの位置は異なりますが、ウィンカーやホーンのほか、ヘッドライトのハイやローの切り替え、キルスイッチやセルのモータースイッチなどが割り振られています。
バイクのスイッチボックスのメンテ方法

バイクのスイッチボックスのメンテ方法は以下の通りです。
分解しない方法
「スイッチの固さが気になるけど、分解するのはちょっと怖い」という場合は、分解せずにクリーニングしてみましょう。
スイッチ周りのゴミを綿棒などで取り除き、滑りをよくする市販のグリスなどを少量塗布します。これだけでも、スイッチのオンオフがスムーズになる場合があります。
分解する方法
スイッチボックスを分解して掃除する場合は、それぞれ繋がっている配線(カプラー)を辿って外し、ハンドルに固定しているネジも外して、配線がついたままのボックスをハンドルから取り外します。
次に、本体を固定しているネジを外して開け、内部の汚れを綿棒などで拭き取ります。チョークワイヤーにはオイルをさし、樹脂部分にはシリコンスプレーした後ウエスで拭き取るなどして綺麗にします。
バイクのスイッチボックスをメンテする際の注意点
バイクのスイッチボックスを分解してメンテする際には、以下のような点に注意が必要です。
ネジや小さな部品はなくさないようにする
固定ネジやスイッチパーツなど、分解時には小さな部品を取り外すため、紛失しないように注意しましょう。
メンテ完了後は配線が間違いないか必ずチェック
スイッチボックスのクリーニングが終わったら、取り付け時に配線を正しく繋ぎ直せているか、元の位置に取り付けできているか、スイッチのオンオフに不具合がないかなど、運転前に必ずチェックするようにしましょう。
まとめ
本記事は、2019年9月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。