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バイクのオイル交換前に暖機は必要?適切なオイル交換のタイミングや手順も併せて解説

バイクのオイル交換において、「交換前に暖機を行なうと良い」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

暖機を行なうと、エンジンが暖まりオイルの粘度が低下するため、古いオイルを抜きやすくなるなどのメリットが期待できます。ただし、暖機運転を長時間行なってしまうと作業効率を低下させるだけでなく、火傷のリスクも高まるため注意が必要です。

そこで今回は、オイル交換前に暖機するメリットや適切な暖機時間、また、暖機しない場合の作業について解説します。

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バイクの「暖機運転」とは?

バイクの暖機運転とは、乗車する前に数分間エンジンをかけたまま置いておき、エンジンやオイルが暖まってから走行することです。暖機運転には、ガソリンをエンジンに供給するキャプレターという部品の働きや潤滑油、冷却水の循環をスムーズにする効果も期待できます。

バイクの暖機運転はすべての車種に必須ではないものの、特にキャブレター車の場合は暖機運転をしたほうが望ましいといわれています。また、冬場や寒冷地など気温の低い場面・場所では、どの車種であってもスムーズな走行のために暖機運転を行なうとよいでしょう。

バイクの暖機は、運転前だけでなくエンジンオイル交換の際にも行なうのがおすすめです。次項では、オイル交換前に暖気を行なうメリットを紹介します。

オイル交換前に暖機するメリット

オイル交換前に暖機するメリット

オイルの交換前に暖気するメリットは、エンジンを事前に暖めることでオイル粘度を低下させ、古いオイルを抜きやすくできることです。暖められたオイルは廃油BOXにスムーズに流れるため、古いオイルを抜く際の作業時間の短縮につながります。

また、暖機運転をするとオイルが内部で攪拌されるため、カーボンスラッジ(エンジンの不完全燃焼によって発生した汚れ・ゴミ)を除去することができます。暖気せずにオイル交換を行なっても問題はありませんが、時間短縮や内部の不純物を取り除くという意味では大切な作業です。暖機運転中にオイル漏れを発見できる場合もあるため、セルフでオイル交換を行なう方は忘れずに暖機を行ないましょう。

暖機する適切な時間はどれくらい?

暖機する適切な時間はどれくらい?

オイル交換前に行なう暖機運転の適切な時間は、5分前後が目安です。ただし季節や外気温によって異なるため注意してください。

一般的には、夏場で5分程度、冬場で10分程度が目安です。ガレージや室内など室温が保たれた場所なら、2分程度の暖機でもオイル温度を上昇させられます。それ以上暖機運転を行なってしまうとオイルの温度が高くなり、取り扱いにくさや火傷のリスクが高まるため危険です。

暖機しないでオイル交換するとどうなる?

オイル交換の前の暖機運転をしない場合でも、バイクが故障するなどの心配はありません。暖機するか否かに関係なく、ほとんどのオイルはオイルパンに下がりきっているため、通常ならばドレンボルトを外すだけでほぼすべてのオイルを抜くことが可能です。

ただし、春先や冬場など外気温が低い時期はオイル粘度が高まっているため、オイルを抜くまでに時間がかかります。作業をスムーズに進めるためにも、可能ならば事前に暖機運転を行ないましょう。

オイル交換作業や廃油の処理に不安がある場合は、無理な作業を行なわずバイクショップへ依頼するのも得策です。

バイクのオイル交換の適切なタイミングは?

バイクのオイル交換を行なうタイミングを見極める際は、「走行距離」と「期間」の2つに注目するのがおすすめです。

走行距離の場合、おすすめなのは5,000km以内での交換です。ただし、バイクの取り扱い説明書にそれぞれの車種に応じて推奨距離が記載されている場合があり、最新モデルの車種では5,000勸幣紊記載されているケースもあります。

したがって、5,000劼呂△まで目安とし、事前に取り扱い説明書などでバイクの車種に応じた推奨距離が決められていないかチェックするとよいでしょう。

期間を基準にする場合は、一般的に6ヵ月ごとに交換するのが目安です。前述の走行距離と併せて、例えば6ヵ月以内であっても5,000劼鯆兇┐討い燭藐魎垢垢襪覆鼻2つの基準を組み合わせながら交換タイミングを見極めるとよいでしょう。

ちなみに、新車購入後のオイル交換は1,000卅行後、購入から1ヵ月後を目安に行なうのがおすすめです。新車購入後の慣らし運転中は、バイクの金属同士が擦れる過程でオイル内に金属の粉が混ざりやすくなるためです。

オイル交換と併せて、オイルエレメントの交換時期についてもチェックしておきましょう。オイルエレメントはオイル交換の2回に1回、一緒に交換するのがおすすめです。

自分でオイル交換を行なう際の手順

自分でオイル交換を行なう際の手順

ここからは、オイル交換をセルフで実施する際の手順を紹介します。自分でオイル交換がしたいと考えている方は、以下の関連記事と併せて参考にしてみてください。

関連記事:自分でやるオイル交換!オイル交換の手順と注意点

道具とエンジンオイルの準備

まずは、オイル交換に必要な以下の道具と、新しいエンジンオイルを準備しましょう。

  • オイルジョッキ
  • 古いオイルを捨てるための容器
  • 新品のドレンワッシャー(交換用)
  • 新品のパッキン(交換用)
  • 工具類 など

エンジンオイルは、車種に合った専用の粘度・グレードのものを用意しましょう。

エンジンを暖機する

まずは、エンジンを暖機しオイルを温めましょう。ただし、長距離・長時間の走行後や、エンジンをかけてから長時間放置するなどの必要以上の暖機は、エンジンやオイルが熱くなりすぎ火傷の恐れがあるため注意が必要です。

古くなったオイルを抜く

前述した古いオイルを捨てるための容器を所定位置にセットしたら、ドレンボルトを外してオイルを抜きます。ボルトのサイズに合ったメガネレンチやソケットレンチを使いましょう。

オイルを抜く際は、オイルの温度や火傷に気を付けるとともに、容器のなかに外したパーツを落とさないよう注意してください。

ドレンボルトを締める

古いオイルを抜いたら、新品のドレンワッシャーに交換してドレンボルトを締めます。ドレンボルトは、まず手で取り付けてからネジ山に噛み合っていることを確認し、時計回りに回してから仕上げとしてトルクレンチで適切な強さで締めましょう。

手回しのみだとドレンボルトがうまく締まらずオイル漏れの原因になりますが、必要以上に締めてもパーツの破損につながる恐れがあるため注意が必要です。

新しいオイルを規定の量まで入れる

新しいオイルを入れる際は、一気に流して途中でこぼれると注入量がわからなくなってしまいます。そのため、丁寧にゆっくり入れるよう心がけましょう。

オイル量の確認は、車種によって異なるものの一般的には点検窓やオイルレベルゲージを用いて実施します。オイル注入後、再度数分間暖機を行なってからオイル量を確認し、基準内まで入っていれば完了です。最後に、ボルトやキャップがきちんと締まっているか確認してください。

まとめ

オイル交換前の暖機運転のメリットは、作業時間の短縮やエンジン内部のカーボンスラッジの除去などが挙げられます。オイル交換前の暖機にかかる時間は季節によって変わるものの2分~10分です。過度な暖機は作業中の火傷の恐れがあるため注意しましょう。

また、オイルを抜く際の時間が多少延びるものの、暖機しなくてもオイル交換は可能です。自身でオイル交換をしようと考えている方は、今回解説したバイクのオイル交換手順と併せて参考にしてみてください。

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本記事は、2024年11月25日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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