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バイクの車検費用はどれくらい?費用の平均や内訳を解説

バイクの排気量が251cc以上になると車検が必要です。バイク初心者のなかには、バイク車検にかかる費用や車検に出す方法を知らない人もいるでしょう。車検といえば費用が気になりがちですが、きちんと整備して安全にバイクに乗れるようにすることも大切です。

この記事ではバイクの平均的な車検費用や内訳、車検に出す2つの方法を紹介します。

車検にかかる平均的な費用

メンテナンスや整備の知識がない場合、バイク車検はディーラーへ依頼することが一般的です。ディーラーやバイク屋など業者に車検を依頼すると、費用は4万~6万円かかります。

業者によっては合計で6万円を超える車検費用がかかる場合もあるでしょう。また、バイクの状態によって必要な消耗パーツや部品が異なるため、別途部品代が加算されるケースも珍しくありません。

バイクの車検費用の内訳

バイクの車検費用の内訳

バイクの車検費用には必ず発生する法定費用と、業者へ車検を依頼したときにかかる代行手数料や整備料金の2種類があります。

法定費用

バイク車検にかかる最低限の費用が法定費用です。法定費用には自賠責保険、重量税、印紙代の3つがあります。それぞれについて詳しく説明します。

自賠責保険

自賠責保険の支払金額は、バイクの車検期間が残っているかによって異なります。車検の残存期間がある場合は24ヵ月、車検がない場合は25ヵ月の保険料が必要です。

  • 24ヵ月:8,760円
  • 25ヵ月:8,910円

重量税

重量税は初回登録からの経過年数で異なり、年数が長くなるほど高くなります。

  • 初度登録から13年未満:3,800円
  • 初度登録から13年以上18年未満:4,600円
  • 初度登録から18年超:5,000円

印紙代

印紙代はバイクの排気量や経過年数による違いはありません。

  • 基準適合性審査の印紙代:1,300円
  • 自動車検査手数料の印紙代:500円

代行手数料、整備料金

代行手数料と整備料金は、車検を依頼する業者によって異なります。そのため費用の相場を把握しておき、見積もりが高額な場合はほかの業者に依頼するとよいでしょう。

代行手数料は、陸運局へバイクを持ち込んで車検を代行してもらうために業者へ支払う手数料です。15,000円程度が相場で、整備工場よりもディーラーのほうが高い傾向にあります。

整備料金は、バイクにトラブルが発生していないか点検・確認して、車検に通るよう整備してもらう代金です。20,000円ほどが一般的ですが、消耗品やタイヤなどを交換した場合の部品代や作業代は別に発生します。

ディーラー車検とユーザー車検の違い

バイクを車検に出す方法は、ディーラーや整備工場などに依頼するディーラー車検と、バイク所有者が自分で行なうユーザー車検があります。それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットを紹介します。

ディーラー車検のメリット・デメリット

ディーラー車検はバイク販売店などに車検を依頼するため、手間がかかりません。陸運局の車検受付は平日のみですが、ディーラー車検であれば平日に休みが取れない人でも利用できます。バイクの整備や点検が自分では難しい場合でも、プロに見てもらえるため、車検後も安心してバイクに乗れるでしょう。

ディーラー車検は代行手数料や整備料金がかかるため、ユーザー車検より費用が高くなるのがデメリットです。しかし、ユーザー車検の場合はバイクの整備を自分で行なう必要があります。バイクのメンテナンスに不安がある人は、プロに点検してもらえるディーラー車検がおすすめです。

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検は法定費用の支払いのみで済むため、ディーラー車検の半額程度まで車検費用を抑えられます。バイクメンテナンスに詳しい人は、ユーザー車検がおすすめです。

ただし、陸運局の車検受付は平日のみで、混んでいる場合は時間がかかることもあります。

また車検で提出する書類は、すべて自分で準備して記入する必要があります。記入漏れがあった場合や保安基準適合検査に合格しない場合は、再検査になることもあるでしょう。整備や点検が不十分な場合は、車検に合格しても思わぬ不具合が発生する可能性もあるため、しっかりと点検整備を行なうことが必要です。

まとめ

バイク車検はディーラー車検とユーザー車検があります。すべての手続きを自分で行なうユーザー車検は、法定費用だけで車検を受けられるため、出費を最低限に抑えられます。定期的に部品交換や修理をしている人は、ユーザー車検に挑戦してみるのもよいでしょう。

ディーラー車検は、書類の提出や点検・修理まですべて代行してもらえるため、車検で時間をとられません。またプロの点検により、バイクの状態をしっかり確認してメンテナンスしてもらえます。バイクの知識がなく、時間をかけずに車検を受けたい人にはディーラー車検がおすすめです。

バイクをディーラー車検に出す際は、以下のページから車検に対応した整備店を選べます。作業実績や料金なども確認できるため、安心して車検に出せるでしょう。

>>バイク車検に対応可能な整備店一覧

本記事は、2023年1月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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