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バイクの車検費用はユーザー車検と業者?どっちが安い?

バイクの車検費用を安く済ませるため、ユーザー車検を検討している方は多いのではないでしょうか。しかし、手間や時間など多くの要素を考慮すると、「ユーザー車検だから必ずしもお得」とは一概に言いきれません。また、費用ばかりにとらわれて肝心の整備が甘くなってしまっては、本来の目的である安心・安全なバイクライフを継続することができなくなってしまいます。
そこで今回は、ユーザー車検と業者車検それぞれの車検費用だけでなく、特徴についても比較していきます。各々を総合的に判断した場合に、どちらがご自身に合っているのか、よく検討してみましょう。

ユーザー車検にかかる費用

ユーザー車検の場合、業者へ支払う手数料などがないため、基本的には自賠責保険料、重量税、印紙代の3つ(=法定手数料)のみで済みます。
費用の目安や内訳は、次のとおりです。

<費用の目安>

14,360円~

<費用の内訳>

  • 自賠責保険料……8,760円(24カ月加入時)
  • 重量税……3,800円
  • 印紙代……1,800円
    ・基準適合性審査の印紙代は1,300円
    ・自動車検査手数料の印紙代は500円

このほか、整備の際に消耗品や交換パーツが必要な場合、別途費用が加わります。それらを考慮したとしても、ユーザー車検なら約20,000円で車検を済ませられるでしょう。

業者に車検を依頼した場合の費用

業者に車検を依頼した場合の費用

業者に車検を依頼する場合、車検代行~本格的な整備までを行ってもらうディーラー車検と、あくまでユーザー車検を代行してもらうだけの代行業者車検があります。

ディーラー車検は他の方法に比べて費用が最も高く、40,000円~60,000円が目安です。法定費用のほか、代行手数料や、やや高めの整備料金がかかる点が費用の特徴です。

一方、ユーザー車検を代行業者に依頼した場合、ディーラーほどの整備料金がかからないことから、費用イメージは【ユーザー車検<代行業者車検<ディーラー車検】となります。具体的には法定手数料と代行手数料が基本で、交換パーツなどがあれば別途部品代がかかるイメージです。
車検代行手数料は業者によっても異なりますが、15,000円~16,000円が相場です。

ユーザー車検と業者車検を比較する際のポイント

費用だけを見れば、ユーザー車検に軍配が上がりますが、安心・安全なバイクライフを送るためには、費用以外にも考慮しておきたいポイントがあります。以下にユーザー車検、代行業者車検、ディーラー車検それぞれの特徴をまとめました。

ユーザー車検

  • 費用が最も安い
  • 手間と時間がかかる
  • 整備状況によっては再検査となる場合もある

代行業者車検

  • ディーラー車検に比べると費用が安い
  • 手間と時間を省ける
  • 車検通過のための整備を行ってもらえる

ディーラー車検

  • 費用が最も高い
  • 手間と時間を省ける
  • 検査項目だけでなくバイク全体のメンテナンスや整備を行ってもらえる

バイク整備に慣れていて日ごろから愛車の状態を点検できている方は、ユーザー車検や代行業者車検で車検費用を賢く節約するのがおすすめです。逆に「メンテナンスがあまりできていない」「詳しい知識がなくてバイクの状態が心配」という方は、安心してバイクに乗るためにも2年に一度の頻度でプロのメンテナンスを受けることをおすすめします。

まとめ

  • ユーザー車検にかかる費用は約20,000円が目安
  • 業者に車検を依頼した場合の費用は、ディーラー車検で40,000円~60,000円、代行業者車検なら40,000円以下
  • 車検の方法は費用だけでなく効率や安全性も考慮して選ぶことで安心なバイクライフにつながる

本記事は、2023年4月1日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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