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オイルレベルゲージが折れたときの対処法とは?

オイル交換時のオイル量の確認や、日頃のオイル残量チェックに使われるオイルレベルゲージ。もしポキっと折れてしまった場合、先端が中に入り込んで取れなくなることがあります。このページでは、折れてしまったオイルレベルゲージの救出方法についてご紹介します。

オイルレベルゲージが折れる原因

オイルレベルゲージが折れる原因は主に2通りあり、1つは劣化によるもの、もう1つはゲージを強く押し当てたことです(または無理に締めこむ)。オイルレベルゲージはプラスチック製であることがほとんどなので、劣化すると弱くなり何かの拍子に折れてしまうことがあります。見てわかるほど劣化している場合は、折れてしまう前に交換しておくと良いでしょう。

折れたオイルレベルゲージの取り出し方

折れたオイルレベルゲージの取り出し方

折れた直後であれば、オイルレベルゲージの取り付け口からペンチなどで摘まんで取り出せることがあります。もし、中に入り込んでしまって手が届かない場合は分解する必要がります。
まずはエンジン下にあるドレンボルトを取り外し、エンジンオイルを抜き切ります。次に、オイルレベルゲージの刺さっているクランクケースカバーを取り外しましょう。クランクケースカバーが外れたら、折れたオイルレベルゲージを探して取り除いてください。このとき、取り残しがないよう折れたパーツを合体させて元の形に欠けがないか確認するといいです。
オイルレベルゲージの破片が取り除けたら、あとは逆の手順でクランクケースカバーを取り付けてドレンボルトを締め、オイルを規定量注げばOKです。最後に、新品のオイルレベルゲージを挿して完了です。

オイルゲージが折れたままにしておくとどうなる?

オイルレベルゲージはプラスチック製であるため、ミッションが破損するなど致命的な症状が出る可能性は低いです。ただ、エンジン内部でオイルレベルゲージの破片が砕け散ると取り出すのが大変になります。また、エンジンオイルに混ざってどこかに挟まり、トランスミッションのセレクターなど、可動部品の邪魔をする可能性があります。
どちらにしても、折れたまま走行することはおすすめできません。オイルレベルゲージが折れてしまったら、まずはエンジンをかけずに差し込み口からペンチなどで救出できないか試してみるのが得策です。それでもダメな場合は、自分でクランクケースカバーを空けるか、プロに見てもらうようにしましょう。

まとめ

  • オイルレベルゲージが折れる原因は、劣化によるものと強く押し込んでしまうこと
  • 運が良ければゲージの差し込み口からペンチで破片を取り除ける。ダメな場合はクランクケースカバーの取り外しが必要
  • オイルレベルゲージが折れたままでもすぐに致命的な症状は出ないが、破片が砕け散ることがあるので早めに整備する必要がある

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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