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【チューンアップ】走りをよみがえらせるためのプラグコード交換

バイクのプラグコードは交換が必要だということをご存知でしょうか?プラグコードが劣化するとエンジンの燃焼効率が下がってしまい、燃費の低下にも繋がるので定期的な交換が必要です。
しかし電気系統だということもあり、プラグコードの交換を自力で行うには危険が伴います。そこで本記事では、プラグコードの解説から交換時期の目安、バイクショップに交換を依頼した際にかかる工賃の相場などをご紹介します。

プラグコードとはどんな部品?

プラグコードはハイテンションコードとも言われており、文字通り「プラグに電気を送るコード」のことです。ヘッドライトなどの灯火類を点灯させる際、イグニッションコイルで上昇させた高圧電流をディストリビューターや点火プラグに送り、圧縮された火花を発生させる必要があります。その際、高圧電流を安全にプラグに送る役割を持っているのがプラグコードです。

流れる高圧電流は空気中でも放電してしまうほど強いため、絶縁性があること、エンジンの熱にさらされるので耐熱性があることの2つが特徴としてあげられます。

3年に1度は交換しよう

3年に1度は交換しよう

一般的に、プラグコードの交換目安は約3年といわれています。しかし、プラグコードの劣化は運転していて体感しやすいものではないので交換を忘れてしまいがちです。そこで、プラグコードの劣化による影響を3つご紹介するので、チェックしてみてください。3年以上交換をしておらず、以下の症状がある場合はプラグコードが劣化している可能性が高いので、交換しましょう。

加速がスムーズでない

プラグコードが劣化すると火花が綺麗に飛ばず、エンジンの回転数が上がりにくくなります。つまり、アクセルを開けてもあまり加速しないということです。

アイドリングが不安定

エンジンの回転数を一定に保つことができないため、アイドリングが不安定だと感じることがあります。

燃費の低下

電気抵抗が増して加速もスムーズにできないので、燃費が低下してしまいます。

交換工賃の目安

プラグコードの交換は「古いコードと新しいコードを入れ替えるだけだから楽」と思ってしまいがちです。しかし実は、普段高圧電流が流れているコードだけあってとても頑丈に取り付けられており、外すだけでも一苦労です。

そこでおすすめなのが、バイクショップやディーラーに交換を依頼すること。工賃の相場は約2,000~4,000円で、別途部品代が発生します。プラグコード自体は1本約4,000~8,000円程度かかるので、プラグコードを1本交換するのに約1万円かかると考えておくと良いでしょう。

もちろんセルフで交換することも可能ではありますが、万が一付け方が不十分だったり違う場所に繋いでしまったりした場合、バイク本体が故障してしまったり怪我をしてしまう可能性もあります。その大きなリスクを考えると、バイクショップやディーラーに依頼するほうが安全で安心でしょう。

まとめ

バイクのプラグコードは劣化を体感するのが難しい部品ですが、交換すると加速や燃費などにおいて走りが良くなるので約3年で交換するのがおすすめです。セルフで交換しても良いですが、大きなリスクを伴うのでバイクショップやディーラーに依頼するほうが無難です。

本記事は、2019年5月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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