バイクのスプロケット交換の工賃・費用の目安や相場とは?
バイクのスプロケットの摩耗具合は、タイヤとは違い、注意して見なければ分かりません。摩耗したスプロケットを交換せずにいるとチェーンに負荷がかかってしまい、寿命を縮めます。細部のパーツ整備はバイク自体の寿命を延ばすことにもつながるため、定期的な点検・交換を行いましょう。
ここでは、スプロケットの交換にかかる工賃・費用の目安を分かりやすくご紹介します。
セルフで交換する場合の難易度や費用は?
セルフでスプロケットを交換する場合、交換時期はスプロケットの尖り具合、もしくは走行距離を目安にしましょう。
【走行距離によるスプロケットの交換時期】
スプロケット交換は、フロントスプロケットとリアスプロケットでは作業工程が異なるため、その難易度も異なります。また、スプロケットを交換する際にスピードギアボックスやチェンジペダルアームが干渉する場合もあるため、車種によっては作業工程が多くなります。一方、スプロケット本体にも取り付け方向があり、細かな確認作業が必要となるため、バイクの整備に慣れていない方は作業を控えておくほうが安心です。
セルフでスプロケット交換をする際の費用は、スプロケット本体の値段のみです。リアスタンドを所持していない方はスタンド購入にかかる費用も考慮しましょう。
リアスタンドを購入する場合はトータルコストが上がります。フロントとリアを同時に交換する場合は時間もかかりやすいため、専門ショップに依頼することも検討してみましょう。
ショップに依頼した場合の工賃・料金の目安

スプロケットの交換を専門ショップに依頼した場合の料金の目安は以下の通りです。
※マフラー等、他のパーツが干渉している場合は、別途脱着のための追加料金がかかります。
スプロケット交換では、持ち込みすると工賃が変動しやすいため、事前にショップへ確認しましょう。リアタイヤ交換と同時に実施すれば、リアスプロケット交換の工賃が割り引かれるなどのサービスを行っているショップもあります。
スプロケット交換時の所要時間はショップの混雑状況によって異なりますが、フロント・リアともに40分ほどが目安です。安全なバイクライフを送るためにも、作業に自信がない方はバイクショップへ依頼することをおすすめします。
まとめ
本記事は、2018年11月29日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。